教えて！小田切ヒロさん　R-45の
まぶたのくぼみや地眉の整え方Q&A

執筆者：GLOW編集部

大人ならではの目もと悩み、眉の作り方にどう対応すればいい？
より自然に、今どきに、更新するためのプロのワザを人気ヘア＆メイクアップアーティストの小田切ヒロさんが伝授！

お悩み０１：まぶたがくぼんで老けて見えます！

POINT！深くなっている眉頭側の影をコンシーラーで持ち上げ！

Answer
明るめ色のコンシーラーで影をふっくらパンプアップ！

アイホールの上のくぼみは年々深くなり、老け見えさせてしまう原因に。
「大人のまぶたのくぼみは深いので、ツヤ感の強いハイライトなどでカモフラージュするとかえって影が際立ったりしてしまう。肌色より少し明るめのコンシーラーを目頭側のくぼみにのせ、厚みでパンとハリを出してあげると目立たなくなります」（小田切さん）。

リッチな美容成分入りで
ケアしながらカモフラージュ

目もとのくすみやクマを自然にカバーし、冬虫夏草など贅沢な美容成分でエイジングケアもできる。インテンシブセラムコンシーラー全10色各5720円（ボビイブラウン）

お悩み０２：加齢とともにまぶたかぶりが発生、もしかして眼瞼下垂？

POINT！ビューラーとマスカラ下地で根もとだけをググッとUP

Answer
まだメイクで挽回可能！根もとを立ち上げくっきりと

「GLOW世代であれば眼瞼下垂とまではいかないケースが多いはず。その場合は、まつ毛の根もとに注力！ビューラーで根もとを上げたらホールド力のあるマスカラベースも根もとにグッと押し当て。マスカラも毛先まで塗ると重みで落ちてくるので、根もとだけに塗って固定しましょう」（小田切さん）。

まつ毛を持ち上げてキープ！
黒繊維入りマスカラベース

白くならず、まつ毛を自然に濃くするブラック繊維配合。下がるまつ毛をカールキープし、目もと拡大。アイエディション（マスカラベース）1100円（エテュセ）

お悩み０３：自眉って、どうやって整えたらいいですか？

Answer
大人の眉はトリミング不要！余分な毛はメイクでぼかす

ただでさえ眉毛が少なくなってくる世代だから、基本的にトリミングは不要とのこと。
「特に、素の状態で抜いたり剃ったりすると、やりすぎてしまうので絶対にNG。先に目指す眉のフォルムを基本に沿って描いた上で、上部にはみ出している毛にはスクリューブラシでコンシーラーをのせ、印象を和らげるくらいでOKです」（小田切さん）。

肌印象の洗練度を高める
多色入りコンシーラー

スッと肌に溶け込むようになじむやわらかなテクスチャーで、肌悩みに合わせて自在に色調整できる。カネボウコンシーラーコンパクト 6600円（カネボウインターナショナルDiv.）

お悩み０４：休日の日の簡単眉メイクを教えてください。

大人は眉こそしっかりと！
練習も兼ねてきちんと作って

「眉は目力、顔立ちの立体感、トレンド感などに関わってくる重要なパーツ。ここさえしっかり作っておけばほかはいくらでも抜けるので、どんな時も基本のプロセスに沿って、しっかり丁寧に作り込んでほしいと思います」（小田切さん）。
時間がなくてどうしても全工程手をかけるのが難しい場合は、コンシーラーとマスカラを省略して。

お悩み０５：化粧直しが面倒…描きたて眉をキープしたい！

POINT！眉の毛流れがヘタらないようホットビューラーを投入！

Answer
崩れ防止下地を仕込んで毛流れキープも忘れずに！

眉メイクが落ちてしまう原因は、皮脂によるところも大きい。
「パウダーでサラサラにする前に、眉の中の地肌に皮脂抑制効果のある下地を塗っておくと一層色持ちがよくなります。また、毛がペタッと寝てしまうと崩れた印象が強まるので、眉マスカラを塗った後、ホットビューラーで立ち上がりを固定するのも効果的」（小田切さん）。