【旅好きが教える贅沢温泉4選】景観・湯・食事……こだわる大人も大満足のご褒美宿　三重県／新潟県／神奈川県／静岡県

水晶玉子先生いわく2023年の開運スポットは温泉！　平年より気温が低いと言われているこの冬、極上の温もりを求めて日本各地の温泉宿へ出かけたい。旅好き女子の皆さんに、「過去に訪れて心に残った温泉」を教えていただきました。

車を横付けでチェックインできる至極の隠れ宿

極上の天然温泉と贅沢なお食事を心ゆくまで楽しめる離れ宿。素のままで美しい土、石、漆喰、木、漆、和紙、硝子、鉄の8つの素材をテーマにした12棟のヴィラは、とびきり居心地がよい美術館のよう。すべての棟に露天風呂を完備し、四季折々の自然を感じながら24時間好きな時に湯浴みできる。施設内には、そば切り、うなぎ、直火料理の3つのレストランも。

ゆのやま そすいきょ
保温効果に優れ、古くから美人の湯といわれるアルカリ性単純温泉を源泉掛け流しで楽しむ。
住所：三重県三重郡菰野町菰野4842-1
電話番号：059-390-0068
5万7000円～（2名1室利用時1名あたり、サービス料・税込、夕朝食付き）

築150年の庄屋をフルリノベーション

魚沼地域の貴重な古民家を再生し後世に残すプロジェクト「里山十帖 THE HOUSE」の1棟目となる「IZUMI」。あたり一面を美しい棚田に囲まれ、雄大な山々が織りなす雪国の景色を眺めながら特別なひと時を過ごせる。晴れた日の朝に魚野川から湧き出る川霧が平野部を埋め尽くす、息をのむような雲海。ちょっと早起きして露天風呂に浸かりながらゆっくり眺めてみては。

さとやまじゅうじょう ザ ハウス イズミ
標高2000mからの絶景を望む露天。越後ゆきぐに温泉が源泉。
住所：新潟県南魚沼市天野沢家森山671-1
電話番号：0570-001-810
2万8050円～（一棟7名利用時1名あたり、サービス料・税込、朝食付き）

伝統文化と現代の快適さが心地よく共存する宿

自然に囲まれた広大な敷地を誇る旧閑院宮別邸跡地に立地する強羅花壇は、昭和27年の創業以来、幾度もの改修を経て伝統的な旅館の風情と現代建築が共存した唯一無二の温泉旅館に。大浴場や貸切風呂、露天風呂付き客室で源泉掛け流しの湯浴みを楽しめる。フォトスポットでもある長い渡り廊下には、そこを通る時に四季を感じてほしいという女将の思いが込められているそう。

ごうらかだん
源泉を3本所有し、うち2本が庭園内で湧出する自家源泉。泉質はアルカリ性単純温泉。
住所：神奈川県足柄下郡箱根町強羅1300
電話番号：0460-82-3331
5万8300円～（2名1室利用時1名あたり、サービス料・税込、夕朝食付き）

日本の美しい伝統、山あいの自然を五感で愛でる

修禅寺曹洞宗の宿坊として始まり、500年以上の歴史を受け継いできた老舗温泉旅館。和を基調としながら趣が異なる11のお部屋と離れは、それぞれに四季の移ろいを感じられる仕様。竹林に囲まれた露天風呂、内風呂、貸切風呂など、湯はすべて源泉掛け流しのアルカリ性単純温泉。600坪の池に浮かぶ能舞台「月桂殿」では、季節ごとに日本の伝統芸能である能楽、狂言などを公演。

あさば
地元の食材をふんだんに使った季節の滋味豊かな食も魅力のひとつ。
住所：静岡県伊豆市修善寺3450-1
電話番号：0558-72-7000
6万6150円～（2名1室利用時1名あたり、サービス料・税込、夕朝食付き）

取材・文＝土谷沙織　※GLOW2023年1月号より。情報は雑誌掲載時のものになります。