有元くるみさん「移住や離婚、人生の節目はすべて自分で決断してきました」【これから先のわたしへ】
執筆者:土谷沙織
「Aging Gracefully」は、40代、50代女性のこれからを応援する、朝日新聞社とGLOWの共同プロジェクト。インタビュー『これから先のわたしへ』では、Aging Gracefullyをテーマに、 憧れの女性像や、一緒に歩んでいきたい相棒アイテム、自分らしくいられるモノやコトなど、わたしの“これから”をお伺いしています。今回は高地に移住した有元くるみさん。
有元くるみさんインタビュー
☑PROFILE
料理家
有元 くるみさん
1972年生まれ。服飾デザイナー、カフェオーナーを経て料理家に。2015年に高知県に移住し、世界を旅して学んだ食文化を題材にワークショップを開催するなど、幅広く活動中。料理家 有元葉子さんの次女。
「考えるのはいつも後回しにし、思いついたら行動に移す」
わたしが目指すのは、何があっても「大丈夫」と言える精神的にタフな人です。生きていると難題や心配事が降りかかってきますが、そういう時、沈んでもすぐに立ち上がれる強さを秘めていたいです。今までも離婚や環境の変化など様ざまな人生の節目があったけれど、最終的にはすべて自分で決めてきました。7年前に高知に移住したのも、サーフィンをしながらキャンピングカーで日本各地を旅していた時、たまたま訪れたこの地の食文化や波に強烈に惹かれたから。わたしは、思いついたらパッと行動に移すタイプ。動けなくなってしまうから、考えるのはいつも後回しです。
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