ホテルのターンダウンサービスに学ぶ
極上の“おやすみまえ時間”のつくり方
執筆者:土谷沙織
目次
フォーブス・トラベルガイドで2年連続5つ星を獲得した世界が認める一流ホテルHOTEL THE MITSUI KYOTO。こちらで5月31日(水)までの期間、デラックススイートに宿泊の先着70組限定で「デラックススイート スペシャルターンダウン」を実施中。これは、京都に縁が深く、睡眠やリフレッシュにこだわるワコール、パナソニックとの3社コラボレーションによる特別サービス。このローンチイベントが去る2月24日(金)に開催され、ターンダウンに興味津々のライター土谷がお邪魔してきました。3月18日の「睡眠の日」にちなみ、よい睡眠についても一緒に考えてみましょう!
活動的な昼時間からリラックスする夜時間に
スムーズに移行するためのターンダウン
ローンチイベントは、かつての三井総領家の邸宅の一部を総檜造で再現した「四季の間」にて、フリーアナウンサー住吉美紀さんとマインドフルネススペシャリストのヨシダヨウコさんによるトークセッションからスタート。お二人ともかつて睡眠時間を削って仕事に明け暮れたという経験をお持ちで、今はしっかりと眠ることがいかに日々の健康やパフォーマンス力維持に大切かを実感しているそう。ヨシダさんは、「ターンダウンとは、空間を心と体を癒すために夜のしつらえに整えること。もちろん自宅でも取り入れることができます」と語る。
ターンダウンの具体例としては、以下のようなものがあるそう。
- 部屋の明かりを暗めにする
- 温かい飲み物を飲む
- 肌触りのいい寝巻きに着替える
- 好きな香りでリラックスする
- マッサージやストレッチで体をほぐす
昼とは違う客室の姿にほっこり癒され、
「ねるまえほっとリフレ」で自分をゆるめる
夜21時過ぎ、イベントが終わってお部屋に戻ると、室内の様子が違うことに気がつきました。ロールカーテンがしっかりと閉じられ外の光を遮断し、落ち着いたトーンの照明が室内をやさしく照らしています。ベッド周りを見ると、昼は正面を向いていた置き時計が寝ながらでも観やすいよう、ベッドの方向斜め45度に置かれる洗練されたサービス。ベッド上には、パナソニックのエアーマッサージャー「ねるまえほっとリフレ」がセットされていて、「脚を入れるだけだよ〜」と手招きしているよう。実は前日から京都入りして歩き回っていたので、気持ちは元気でも体は疲れ果てていたのでした。ワコール/睡眠科学のパジャマに素早く着替え、ホクホクしながらねるまえほっとリフレに両脚をイン。パジャマがものすごくしなやかなので、摩擦なくスルッと脚が入ります。約20分間のおやすみ前コースを選択し、この日初めて全身をベッドにゆだねました。
がんばる自分への約束として覚えておきたい
活力に満ちた翌朝の“いい気分”
アラームではなく体内時計通りに自然と目が覚めたのが翌朝6時。今までに感じたことのない「わたしはものすごく深くリフレッシュできたぞ」という満足感がありました。ターンダウンを意識的に実践することで、ここまでパーフェクトな眠りが実現するという事実に心底びっくり。心も体も生まれ変わったかのような開放感は、言葉にできないほどの深い感動を伴って、わたしの記憶に刻まれました。
こんなにも違いがあるのなら、ターンダウンを普段から取り入れない手はありません。ねるまえほっとリフレ、天綿を使用したパジャマ、柚子の和製油は、わたしの中の“ターンダウンの三種の神器”として不動の地位を獲得しました。1日の最後に自分をもてなす時間を過ごすことで、明日の元気を自分で作ることができるという気づきは、がんばる40代にとって心強い味方を手に入れたようなものです。
HOTEL THE MITSUI KYOTO
「デラックススイート スペシャルターンダウン」
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