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【森田敦子さんに教わる】更年期の女性には発酵食品と温めドリンクがマスト! 体を温める 梅醤番茶の作り方も紹介!

執筆者:GLOW編集部

植物療法の第一人者である森田敦子さんに、更年期を軽くする8つの方法をお伺いしました。Tips5、6は発酵食品や体を温める飲み物。

森田先生の20代~40代の頃を知る!


☑発酵食品は日本の素晴らしい植物療法!

植物療法で使用するのは西洋のハーブだけではありません。日本の発酵食品を摂ることも素晴らしい植物療法のひとつです。身近なみそやしょうゆは、女性ホルモン様の成分を含んだ大豆を原料としているだけでなく、菌で発酵させて腸で大活躍してくれます。ただし、植物療法としてみそやしょうゆを使う場合は良い材料を時間をかけてきちんと発酵させたものを選ぶこと。自然の薬だと思って厳選してください。

添加物が入っていないものを選んで!!

みそやしょうゆは、添加物が入っていないことをチェック。昔ながらの製法でじっくり熟成させているものがいい。お酢や納豆も◎

森田さんが食べている鍋

「温鍋という、鍋に寝っこ付きの野菜や鶏肉、クコの実、ナツメなどを入れてスープを作り、しょうゆやみそを入れて週一で食べています」(森田さん)

【更年期の冷えやのぼせに温めドリンクがマスト】

更年期にこれまでに感じたことのない冷えや、下半身は冷えるのに上半身はのぼせる、などが気になり始める人も多いと思います。熱のバランスを取る、細胞を元気にするという意味でも体を温めることは大切。番茶で作る「梅醤番茶」は発熱時に飲むと熱を出し切ることもできるくらい温め効果が高いお茶。手軽に作れるのが魅力です。漢方薬の葛根湯にも使われている葛で作る「葛湯」やいつものお茶にシナモンを入れるのも良いと思います。

梅醤番茶の作り方

梅干し1個をカップに入れて、しょうゆ小さじ1と、すりおろしたショウガのしぼり汁少々を加える。梅干しをほぐして番茶を注ぐ。梅干し、しょうゆ、番茶は無添加、無農薬のものを使う。すりおろした大根の絞り汁を入れてもよい。

【教えてくれたのは】

森田敦子さん 20代に病気で8ヶ月入院し、フィトテラピーを学ぶきっかけに

植物療法士 森田敦子さん

フランス国立パリ13大学で植物薬理学を本格的に学んだ、日本での植物療法の第一人者。帰国後は植物療法に基づく商品とサービスを提供する会社を設立。フィトテラピースクールも運営している。植物療法を用いた介護現場でのケアや、デリケートゾーンのケアの大切さを提唱し、商品開発や新たな研究も行っている。


※GLOW2021年5月号より。

この記事を書いた人

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