【夏の長崎】「ハウステンボス」で思い出づくり!
夜景・プール・花火も堪能できる「光と運河のサマーフェスティバル」開催中
執筆者:土谷沙織
長崎県佐世保市にあるハウステンボスでは、9月10日(日)までの夏季限定イベント「光と運河のサマーフェスティバル」を開催中。水上ショーで空飛ぶランタンを取り入れた世界初の「スペクタクルランタンナイトショー」をはじめ、水上エンタテイメントとグルメを堪能できる運河沿いのレストラン「運河テラスバル」、プールサイドの「シャンパンバー」などが初登場。他にも、ヨーロッパの街並みと約2万本のひまわり畑が織りなす夏だけの絶景など、ハウステンボスだからこそ味わえるスペシャルな夏のひとときをハウステンボス大好きライターの土谷がいち早く体験してまいりました!
☑異国情緒漂う絶景が広がる!
ひまわり畑と風車がお出迎え
まるで海外の空港のような玄関口、ウェルカムゲート(入場ゲート)からハウステンボスに入ると、そこはもうヨーロッパの雰囲気。少し歩くと季節の花々と3連の風車が見渡せるフラワーロードがお出迎えしてくれました。夏の時季は、空のブルーと花のイエローのコントラストが爽やかなひまわりが一面に咲き誇っています。このダイナミックな花と風車の風景を目の前にすると、「ハウステンボスにやってきたんだなぁ」という実感が湧いてきます。
☑プールサイドでドリンク片手に
リゾートムードを満喫
サマーフェスティバルの期間内は、直径50mの巨大プールや高さ約10m、長さ約70mのメガスライダーを有する「ガーデンプール」がアートガーデンエリアに登場。そのすぐ側には、シャンパンやカクテル、ノンアルコール、ソフトドリンクが楽しめる「シャンパンバー」があります。バーのテラス席にわたしが訪れたのは、暑さが和らぎ始めた夕暮れどき。お洒落な空間で外の風景を眺めながらいただくドリンクは、とても美味しくて癒しに満ちていました。
右から、ダマスクローズジュース600円、メロンスムージー1000円、光るカクテル(ペリーニ)1000円。特に長崎産メロンを使用したスムージーは、果汁のフレッシュで上品な甘さが心身に沁みわたりました。
バーのテラスにはオレンジ色の大きな日除けの下にソファが並べられ、リゾートムードたっぷり。
☑可愛さ&美味しさにテンションMAX
ひまわりをテーマにした期間限定スイーツ
園内を歩いていると、個性豊かなレストランやカフェをたくさん見つけることができます。「光と運河のサマーフェスティバル」に合わせて複数のお店から登場するひまわりをイメージしたスイーツは、どれもシェフのこだわりが詰まっているスペシャルメニュー。わたしのお気に入りは、悟空の「サンフラワープレート〜翡翠の夏果実〜」。前回のハウステンボス滞在では、名物の長崎ちゃんぽんをいただいて大満足だったので、スイーツも美味しいという新しい一面を知ることができ、さらにファンになりました。※ひまわりモチーフのスイーツは、いずれも期間限定メニュー。
中華料理店、悟空の長崎産メロンやジャスミンが香る愛玉ゼリーが爽やかな「サンフラワープレート〜翡翠の夏果実〜」1600円。
上:チョコレートがテーマのカフェ、ショコラ夫人の旧邸のレモンマスカルポーネソースをトッピングした「ショコラ夫人のひまわり畑モンブラン」1800円。 下:イタリアンレストラン、ピノキオの自家製パンナコッタと塩バニラジェラートにマンゴーとパイナップルで花びらを表現した「向日葵パフェ」1200円。
☑九州初開催の「THE ドラえもん展」を
ゆっくり&じっくり鑑賞
2017年の東京を皮切りに日本全国を巡回している「THE ドラえもん展」が、ハウステンボス内のパレスハウステンボスにて開催中です(〜10月1日(日)まで)。村上隆や蜷川実花ら、28組の現代アーティストたちが手がけた世界でひとつだけのドラえもんに出会うことができる、夢のような展覧会は、大人も子どももワクワクできます。
ドラえもんのイメージカラー、ブルーの看板がお出迎え。国民的アニメ「ドラえもん」がアーティストたちの発想や技法によって、ここでしか観ることのできない作品に! 料金:大人1200円、中高生1000円、4歳〜小学生400円※パスポートをお持ちでない方は料金が変わります。
「THE ドラえもん展」の展覧会会場は、オランダの宮殿を忠実に再現したパレスハウステンボス。重厚感ある建物と現代アートのコラボレーションも楽しみどころのひとつです。
☑生演奏を聴きながら
グルメを堪能できる特等席
園内の中心部にあるシンボルタワー「ドムトールン」の下、タワーシティテラスには、水辺に面したレストラン「運河テラスバル」が初登場。注目は、極上の水上エンターテインメント。アーティストによる弦楽器の生演奏を聴きながら、美味しいお酒や食事を楽しめ、ヨーロッパ旅さながらの開放感ある雰囲気を味わえます。また日中にはフライボートが登場し、エキサイティングなショーが繰り広げられます。レストランでは、お洒落なタパスやハンバーガー、ケバブなどのほか、各種ドリンク、かき氷やソフトクリームなどのデザートメニューもいただけます。
☑煌めくランタンが夜空に舞う
ドラマティックなナイトショー
「光と運河のサマーフェスティバル」のメインイベントと言えるのが、タワーシティテラス周辺で毎日20:30から開催されるエンターテインメントショー「スペクタクルランタンナイトショー」です。水上でランタンが夜空に浮かぶ世界初の演出でお届けするショーは、壮大なプロジェクションマッピングやダイナミックな音楽、ランタンの優しい灯りが夏空に浮かぶ感動と興奮の15分間。クライマックスは、パイロ(演出用花火)が打ち上がり、エモーショナルな余韻を残します。今回わたしは、ゴンドラからショーを水上で真正面から観覧できる1日10席限定の「ゴンドラプレミアムコース」5000円を予約。まさに忘れられない圧巻の光景でした。
コンダクター(指揮者)が登場し、ランタンに願いを込めて空へ飛ばすお祭りの由来が語られ、ショーが幕を開けます。
ハーバータウンを背にして運河を眺めると、オールスイートホテル「迎賓館」に映されたプロジェクションマッピングが真正面から見られます。
ショーの前の20:00からゴンドラに乗船し、場内の運河をゆっくりと一周。ライトアップされたヨーロッパの街並みやイルミネーションも楽しみました。
ライトアップされたシンボルタワー「ドムトールン」も水上から眺めると、本当にロマンチックです。
行ったすぐから「また訪れたい」
懐かしくて新しいハウステンボス
ハウステンボスに初めて訪れたのは25年くらい前、高校の修学旅行でした。レンガ造りの街並み、石畳の道、雄大な花畑と風車、街の至る所から見える運河など、その当時と変わらない景色を今も見ることができてホッとすると同時になんとも言えないうれしさがこみ上げてきます。そして、何度再訪しても常に新しい発見や感動をくれるところもハウステンボスの魅力。ヨーロッパの世界観にどっぷり浸って、美しいもの、美味しいものをとことん楽しむ贅沢な時間が、ちょっとお疲れモードだったわたしに元気をくれました。皆さんもぜひ、「光と運河のサマーフェスティバル」に合わせてハウステンボスに訪れてみてください。
この記事を書いた人
関連記事