【白髪染め】市販のヘアカラーで成功するコツ6選!【ムラなくきれいに染める!】
執筆者:三遊亭あら馬(かがやき隊)
染めても染めても追いつかない、GLOW世代の白髪染め。セルフでうまく染めるコツを、人気サロンiro.のカラーリスト井上さんに聞きました!
1.白髪が目立つフロント、えり足から染め始める
「白髪は黒髪に比べると油分が多いことで、カラーの薬剤が髪の内部に浸透しにくい性質があります。なので、白髪の多い部分から染め始めましょう」(井上さん)
1.生え際や耳まわりなど、鏡を見ながら白髪に薬剤を塗布。
2.髪を結んだ時に現れるえり足の白髪。髪の根元にコームがあたるようにしっかり塗って。
2.細かいブロッキングでムラなく染める
ムラなく染めるにはサロンと同じようにダッカールでブロッキング。毛束を分けたほうが塗りやすいというメリットも。「髪全体で4つに分けます。最初に白髪部分、その後はブロッキングの順番通りにまんべんなく、手早く塗ります」(井上さん)
1.前髪から耳後ろのあたりで分けてダッカールで留める。髪の後ろは2つに分けてそれぞれ留める。
2.毛量や髪の長さによってブロッキングの数は異なりますが、セミロングは4つに分けるのがちょうどいい。
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3.ペーパーやラップを巻いてしっかり浸透させる
サロンでのカラーリングでペーパーやラップを巻くのはキレイに染まるプロのコツ。「白髪が薬剤をはじいてしまうので、キッチンペーパーなどでおさえると薬剤が定着します。ラップは温度を均一にし、薬剤の乾燥を防ぎます」(井上さん)
1.ペーパーを適量用意し、生え際や分け目など白髪がある部分を中心にピタっとのせる。
2.ラップを額に合わせるようにして、頭全体を包み込むようにラップを巻く。ぐるぐる巻かずに1周すれば十分。
4.根元は時間通り、中間から毛先は10分放置
新しい白髪が生えてくる根元は染まりにくいので、放置時間通りに。何回も染めている中間から毛先は染まりやすいので10分程度と、部位によって放置時間を設定するのがコツ。「プロは染まり具合を目視で確認して流しますが、それを判断するのは難しいので、目安として試してみてください」(井上さん)
5.染めムラにならないようにメーカーを固定
カラーリングのたびにメーカーを変えるのは、染めムラになりやすい原因のひとつだそう。「メーカーによって薬剤が異なるのでコロコロ変えずに、ひとつのメーカーに絞ったほうがおすすめ。その中で色味を変えるのは可能だと思います」(井上さん)
6.カラーリング後48時間はシャンプーを控える
色が定着するまで2日間はかかると言われているので、その日のうちにシャンプーで洗ってしまうと色が落ちやすいそう。「カラーの薬剤を十分に落としたら、アフタートリートメントをして終了。2日間はシャンプーをせず湯洗いして、すぐに髪を乾かします。3日目からアミノ酸系のシャンプーで洗います」(井上さん)
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☑ヘアカラーに特化した人気サロンiro.
iro.
今回コツを教えてくれたのはヘアカラーリスト歴20年の井上朋太郎さん。iro.はヘアカラーに特化したサロンで、ひとりひとりの髪質・個性に合わせてオーガニック製品と最先端科学を融合したヘアカラーリングを提案。
東京都港区南青山3-12-12 紅谷ビル6F
http://iro.tokyo.jp/
撮影=イマキイレカオリ モデル=三遊亭あら馬(かがやき隊) 取材・文=夏目 円 ※GLOW2023年2月号より
この記事を書いた人
成人と高一の娘達の母。PTA会長4期務め肝移植から復活したバイタリティが飛び抜けた美魔女落語家。落語公演の他講演会で全国行脚中。
- Instagram @3uty_arama