【ヘアケア】白髪染めは「ヘナ」が流行中! 髪と頭皮が健康になりホームケアも簡単。ボリュームアップもかなう!
ヘナとは植物性色素の白髪染めで、「髪と頭皮にやさしい」と、取り入れている人が急増中。最新ヘナの魅力をukaの中田巧樹さんにお聞きしました!
☑植物性のヘアカラー・ヘナはメリットがいっぱい!
永久染毛のヘアカラーを使うと頭がかゆくなる、ヒリヒリするといった人には植物性のヘナでのヘアカラーがおすすめ。GLOWエディターもハマっていて、染めた直後の髪のツヤやハリやコシが出たそう。人気のサロン、ukaの中田さんにヘナの魅力を教えてもらいます。
「ヘナは白髪に作用し、オレンジ系に染まるのが特徴。植物性色素のインディゴをヘナにブレンドする割合によって、オレンジ〜マットブラウンの色表現ができます。地の黒髪にハイライトを仕込んでおくと、色の相性がよくなり、さらに表現が広がります。後ろ向きになりがちな白髪染めをお洒落に楽しめるのが今どきのヘナなんです。また、毛髪そのものがしっかりしてボリュームが出やすくなる、頭皮の状態を健やかに保つといった効果も。永久染毛剤の白髪染めを始めてから頭皮の痒みやヒリつきといったジアミンアレルギーを発症する40代の方が増えています。今までの白髪染めができなくなった人にもおすすめです」(中田さん)
☑ホームケアもヘナにおまかせ! リタッチが簡単にできます
根もとの白髪が目立ってきたら、ホームケア用のヘナでリタッチをするのがおすすめ。ヘナ100%(右)はオレンジ系に染まり、ヘナ:インディゴが50:50(左)の比率だとオレンジブラウン寄りに。頭皮に付着しても肌の負担にならないので、神経質に染めなくてもOK。
〈上〉uka クイーンオブ石垣 ヘナ、〈下〉同 ブレンドⅠ 各110g 4950円、(uka Tokyo he ad office)
☑読者チーム「かがやき隊」がヘナの白髪染めを実践!
ヘナとインディゴを同率でブレンド
ヘナ:インディゴを50:50でブレンドしたヘアカラー。白髪が目立つ顔まわりと髪の表面はハイライト(ブリーチ)を仕込み、明るさとニュアンスを出し、伸びても白髪がぼかせる効果が。「まばらな白髪がキレイなメッシュになり、髪をかき上げるたび雰囲気が変わって楽しいです」(角藤さん)
【教えてくれたのは】
uka 東京ミッドタウン六本木
中田巧樹さん
新しいヘナカラーに日々挑戦するカラーリスト。白髪や薄毛に悩む大人の髪を知り尽くし、「ポジティブな白髪染め」を提案する。
撮影=石原麻里絵〈fort〉 イラスト=二階堂ちはる 取材・文=白倉綾子