【生え際の白髪対策】イヤリングカラーは白髪ぼかしに大活躍! 派手すぎずこなれ感を演出!
執筆者:白倉綾子
もみあげや生え際の白髪は自分でも目につく場所だけに存在が気になります。髪表面に目立つ白髪がないのであれば、「イヤリングカラー」という選択も! 人気サロン・カキモトアームズの太田京佑さんに40代におすすめのイヤリングカラーを聞きました!
【イヤリングカラーって?】
耳まわりの髪だけを違うカラーに染めるカラーリングのこと。耳にかけたり、髪をまとめたりした時にワンポイントになり、こなれ感が出せると注目を集めています。
☑コントラストをつけすぎないのが「大人イヤリングカラー」
そもそもイヤリングカラーが白髪ぼかしになるのはブリーチによる効果。「ブリーチとは髪の色素を抜いて白に近い髪の色にする方法です。色素を抜くことで重ねるカラーの発色がよくなります。白髪の出やすい、こめかみあたりからもみあげの髪を強めにブリーチすると、もともと色素のない白髪はなじみ、また伸びてきた時も白髪が目立ちにくくなります。そこにやわらかいベージュトーンのカラーを重ねることでより自然に白髪をぼかせます。表面の髪とコントラストをつけすぎないことで、エレガントな大人のイヤリングカラーに仕上がります」(太田さん)
☑ベージュ系のイヤリングカラーでナチュラルに!
こめかみからもみあげの髪をイエロートーンにブリーチし、ベージュカラーを重ねてイヤリングカラーに。表面の髪はベージュブラウンにしてコントラストを控えめにし、落ち着いた印象に仕上げています。
☑顔まわりの白髪ぼかしには前髪からつながるイヤリングカラー
こめかみまわり、もみあげ、前髪の白髪をいかしたイエロートーンのブリーチに。ベージュとブラウンの中間色を重ねて、ナチュラルなイヤリングカラーにしています。表面の黒髪となじみがいいので、上品なムードが漂います。
☑まとめ髪にしても白髪レス
まとめ髪をすると内側の白髪がむき出しになりますが、イヤリングカラーをしていれば心配ご無用。またイヤリングカラーのハイライト効果でまとめ髪に毛流れと立体感が生まれます。
【教えてくれたのは】
カキモトアームズ 青山店
太田京佑さん
ハイライトを取り入れたカラースタイルを得意とするカラーリスト。大人に似合う自然でお洒落なデザインに定評がある。
撮影=石原麻里絵〈fort〉 イラスト=二階堂ちはる 取材・文=白倉綾子
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