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【40代ヘアスタイル】薄毛カバーの「レイヤーカット」2スタイル ショートとロングのビフォーアフター!

執筆者:白倉綾子

薄毛 レイヤーカット 薄毛対策

薄毛が気になる部分といえば、前髪やこめかみ、分け目、後頭部。これらの気になる部分をカバーしたお洒落ヘアスタイルとコツを、人気サロン・ジョエミ バイ アンアミのゆい奈さんにお聞きしました!


レイヤーカットでボリュームをコントロール

薄毛カバーのスタイルは、サロン帰りの仕上がりを再現できるスタイリングのしやすさが大事。「薄毛を目立たなくするにはどのようなカットを施すかが重要で、効果的なのはレイヤーカットです。加齢により髪自体が細くなり、ハリ・コシがなくなってくると根もとから髪を立ち上げるのが難しくなります。レイヤーカットはボリュームの調整や毛流れを作る時に施すカットで、立ち上がりが難しい髪をサポートしてくれます。そのためご自身でスタイリングが簡単にできます。くっきりとした分け目は作らない、髪が立ち上がるようにブローするといった簡単な工夫だけで大丈夫です。美容師に悩みを相談すれば適切なスタイルを提案してくれるはずです」(ゆい奈さん)

【薄毛カムフラの3ケ条】

1. 髪の分け目を作らない!
2. 前髪を生え方と逆の方向に流す
3. トップと後頭部にボリュームを

【Style1 後頭部とトップに膨らみをもたせたショートレイヤー】

カラー担当=ゆい奈 モデル=大西和子さん

ボリュームを出したいトップと顔まわりにレイヤーを入れたショートスタイル。衿足部分をキュッと締めて、くびれを作ることで、後頭部のボリューム感と丸みを引き出します。また前髪を厚めに作り、分け目が出ない工夫も。

☑スタイリングのコツ「根もとを起こすようにドライ!」

ペチャンコになりやすい部分の髪を持ち上げ、その内側にドライヤーをあてて、立ち上がりをサポート。キープ力のあるスプレーで仕上げて。

【Style2 ひし形シルエットで顔まわりにボリュームを】

担当=澤田杏奈(Un ami Kichijoji) モデル=本山綾乃さん

トップと耳上あたりにレイヤーカットでボリュームを出した、ひし形シルエットは小顔効果も狙えるスタイル。スタイリングの際に、分け目はジグザグにし、毛流れと逆方向に前髪を流すとトップが立ち上がります。

☑スタイリングのコツ「ヘアアイロンで根もとを立ち上げる」

ボリュームを出したい部分の髪の根もとにヘアアイロンを10秒程度押しあてます。その後、立ち上がりを軽やかにホールドできるキープスプレーをして完成。

【教えてくれたのは】

ジョエミ バイ アンアミ
ゆい奈さん

シルエットがほぼキープできる、レイヤーをきかせたスタイルに定評があるスタイリスト。髪悩みをお洒落に解消してくれる。


撮影=石原麻里絵〈fort〉 イラスト=二階堂ちはる  取材・文=白倉綾子

この記事を書いた人

美容ライター歴20年以上。ビューティ誌、ファッション誌、WEBなどで幅広い世代に向けて美容記事を執筆。ヘルスケアやアロマ、美容医療までジャンルは多岐に渡る。

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