【神崎恵 メイクの練習帳】眉の印象が劇的に変わる!上達のコツになる「正しい位置」と「太さ」を詳細解説
執筆者:GLOW編集部
数多くのメディアで活躍する美容家の神崎 恵さん。主催するメイクレッスンでは、眉の描き方を3時間かけて指導する徹底ぶりで、毎回即満席!そんな神崎さんのメソッドを一冊にまとめた『神崎恵の10日間できれいになるメイクの練習帳』から、眉メイクの最大のポイントになる正しい位置と太さを大公開します。
☑手の動きをマスターすれば、メイクはグッと上達します
今まで、数万人の眉を見てきたという神崎さん。美容全般を指導する中でも、最大の悩みとして挙がってくるのが眉なのだそう。
「眉メイクは、線を描くという単純なことでありながら、バランスやコツが必須なパーツでもあります。難しいと感じる理由は、そもそも描き方をきちんと習っていないから。正しい位置、描き順、手の動かし方を習得すれば、劇的に印象が変わります。そのために大切なのが、何度もくり返し描くこと。メイクの練習帳では、基本のプロセスレッスンに加え、小学校の漢字練習帳のような機能も。お手本の線をなぞって正しい描き方を体に覚えさせていくことが上達の決め手となります。眉で顔は変わります。美しさの精度も上がります。改めて眉メイクを練習して、楽しみながらキレイを更新しましょう」(神崎さん)
☑眉毛の描き方は、このポイントをおさえて!
1.眉頭、眉山、眉尻の3点を制する。
2. 眉毛の生えている方向を見て、毛と同じ線を描けるようにする。
3. 眉下の線をしっかりまっすぐ描けるようにする
☑神崎流 眉メイクを大公開!
上達のコツは「位置」と「太さ」
眉を描く上で最大のポイントは、正しい「位置」と「太さ」。慣れるまでは、毎回位置と太さのチェックから始めましょう。綿棒やブラシの軸を利用すると簡単でわかりやすい!
【位置】
正しい位置に描くためにはⒶ 眉頭、Ⓑ 眉山、Ⓒ 眉尻の3点をチェック。Ⓐ → Ⓒ → Ⓑ の順番で位置をとります。最初のうちはアイライナーなどで印をつけておくのがおすすめです。
Ⓐ 眉頭のとり方
小鼻のくぼみにまっすぐブラシの軸を当てる
小鼻のくぼみから真上にのばした線上が眉頭の正しい位置。自分の毛がない場合は描き足す必要があります。
Ⓑ 眉山のとり方
正面を向いて黒目の外側と目尻の間をチェック
黒目の外側の端の延長線上から目尻の延長線上の間に眉山を作ります。眉山を作ることで顔に立体感が生まれます。
Ⓒ-1 眉尻のとり方
口角と目尻をつないだラインにブラシの軸を当てる
眉尻の位置は、口角と目尻の延長線上。ブラシの軸を当てて確認します。
Ⓒ-2 眉尻のとり方
眉頭よりも高い位置に目印をつける
美しい眉毛は、眉頭よりも眉尻が下がっていないのがポイント。ここが下がっていると重心が下がり、たるんだ印象や、困った顔に
【太さ】
1. 綿棒2本で目幅を測る
綿棒2本を用意し、しっかり開いた時の目の幅(一重の人は目幅、二重の人は二重幅を含む幅)に合わせます。その幅を2/3程度にし、綿棒の幅が変わらないようにセロテープで固定します。
2. 眉に当てて確認する
セロテープで固定した綿棒を眉毛に当ててみます。ここで確認したいのは ①どこが足りない部分で描き足す必要があるのか ②どこがはみ出している部分で毛を描かない、またはカットする必要があるのかです。
撮影=金谷章平(神崎さん)、本多大介〈a.k.a.〉(モデル) モデル=永瀬かおる 取材・文=mao、青木麻理〈tokiwa〉 ※GLOW2023年11月号より。情報は雑誌掲載時のものになります。
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