【掃除】「毎日おそうじ出来ない人」でもできる、目からウロコのおうちキレイ術！

掃除術を教わる時、「最低でもここだけは毎日掃除して」という言葉を聞くことが多い。苦手な人は毎日できない、と思う場合もあるはず。そんなズボラさんに、住生活ジャーナリストの藤原さんが素敵なことを教えてくれました。

「サーフィン好きな人に、毎日サーフィンするのが健康の秘訣だから毎日サーフィンしましょう！と言われても出来ませんよね。掃除も基本的に同じことだと思うんです。確かに、毎日掃除するのは一番いいですよ。でも、人間は毎日同じ24時間だけしかなくて、その中で優先順位を振って生活しているし、得意不得意がある。きれいと思うレベルやこうなったら嫌だなという清潔レベルも人それぞれ。毎日掃除できないことを悪と思わなくても大丈夫です」

「毎日の暮らしでは自分が自分のメイドさん。だから自分をラクさせる方法を取り入れてみてください。掃除のために生きてるわけじゃないので、ライフスタイルに合ったやり方がいちばん。自分の性格、生活スタイル、家族の状況などに合わせて、実験しながら心地いいやりかたを見つけるといいと思います」

「面倒くさがり屋で掃除ができなくても、人に会うときの洋服が臭いかっていうと、そうじゃなかったりしますよね。だから自分の家に人を入れるならそれに耐えられる状態にすればいいですし、外出するなら出かける時の身なりをきちんと取り繕うのも同じで、掃除と洗濯って、基本的に枠は一緒なんです。

ベッドなら寝具、トイレならトイレマットやタオル・洗えるならスリッパ、キッチンマットなどを洗濯することが掃除につながります。
トイレの場合はごしごしと床を拭いたりしなくてもマットを洗濯機に入れて洗うことで掃除に近しい効果が得られるんです。お風呂のマットも洗濯の頻度を高めれば、カビをおさえることができます。この時、洗濯しやすくて乾きやすい薄手のマットにするとラクになります」

「洗濯に続き、ゴミの抽出はなるべく頻繁にした方がいいかなと思います。化粧する時のティッシュごみは台に置かずにゴミ箱に入れる、ゴミ箱をキッチンとか一箇所に全部集約したり、逆に家の色々な所にゴミ箱を置くとか。買い物の時にもらえる紙袋にレジ袋を入れたものをいろんなところに設置して、それごと捨てるとかラクでいいですよ」