【40代の生き方】住吉美紀さんからアドバイス「何かを始めるのに遅いことなんてない、諦めずに行動してみて」

40代からの女性の輝く生き方を応援するプロジェクト、「エイジンググレイスフリー」を牽引してきた歴代アンバサダーに、しなやかにアップデートしながら年を重ねていく秘訣をインタビュー。今回は、40代からもぐっと成長しているという住吉美紀さん。

学生時代に海外で暮らした住吉美紀さんは、長く日本の伝統文化にコンプレックスを感じていたそう。

ところが今や、自分で着物を着付け、お茶会に出るほどに茶の湯の世界にハマっているのだとか。
「今のわたしにとって仕事と並ぶくらいやりがいを感じているのが、お茶のお稽古です。まさかこんなにハマるとは、自分でもビックリ。もし皆さんもやってみたいと思うことがあれば、考えているだけで諦めてしまうのはもったいない。とにかく行動してみると、思っていたような結果じゃなくても、違った方向に自分の人生が広がったり、伸びたりすることってあると思います！」

お茶を習うきっかけは、そもそも日本料理の学校に通ったこと。
「40才くらいの時、健康に関心がありながら料理ができなくて食生活を思うようにコントロールできず、自分の無力さをひしひしと感じていました。基礎から和食を学べる教室を見つけて、恐る恐る門をたたいたところ、すごく授業内容がおもしろくて、すっかり文化としての日本食に夢中になってしまったんです。それに〝自分で作ったものがこんなに美味しいなんて！〞と感動して、コンプレックスだったものがどんどん楽しくてワクワクするものに変化していきました。そちらのご縁で、通って年目となるお茶の教室にめぐり合うことができました」

小さな行動が、予想を超える展開に繋がっていくのは人生の醍醐味。住吉さんは、「ときめく気持ちに従って行動するのみ！」と熱く語る。
「絶対無理だと思っていた自分が、40代でこんなに成長できたというのは、この先もきっと楽しいことがある！と、希望の光を見つけたような感覚。だから、今からじゃ遅いなんて思わず、勇気を出して一歩踏み込んでみてほしいと思います