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【観るべき映画】台湾で大ヒット! 転生×ホラー×ラブ×犬『赤い糸 輪廻のひみつ』 12/22公開 【伊藤さとりのシネマでぷる肌‼】

執筆者:伊藤さとり

映画パーソナリティ・心理カウンセラーの伊藤さとりさんが、お肌も心もぷるっと潤う映画を紹介する連載。今回は、12月22日(金)公開の『赤い糸 輪廻のひみつ』。台湾の若者に支持されるギデンズ・コー監督の最新作。落雷により冥界にやって来た主人公が、カタツムリに生まれ変わるか、月老(台湾でポピュラーな縁結びの神様・月下老人)になるかを選ばされ、月老になり相棒と一緒に縁結びを行う、という物語。


台湾でメガヒット!

台湾映画って『藍色夏恋』(2002)、『言えない秘密』(2007)、『1秒先の彼女』(2020)などの純愛映画から、『赤い服の少女』第一章/第二章(2015/2017)、『哭悲/THE SADNESS』(2021)『呪詛』(2022)といった直球型ホラーまで、面白い映画がわんさか!その理由はメリハリのある感情を描くのが得意であり、とことん泣けて、とことん怖がらせる作品作りにあるのではと思っています。

そんな台湾映画から、この冬とびっきりホットな気持ちにさせてくれる映画が上陸! それは山田裕貴さんと齋藤飛鳥さんで日本リメイクもされた『あの頃、君を追いかけた』(2011)のギデンズ・コー監督の新作で本国3週連続No,1を記録した『赤い糸 輪廻のひみつ』です。
しかもこの作品、第24回台北映画祭最優秀監督賞と最優秀主演男優賞、最優秀視覚効果賞を受賞。他にも第58回金馬奨最優秀視覚効果賞、最優秀メイク&コスチュームデザイン賞、最優秀音響効果賞受賞というんだから、本作が上質なファンタジー映画であることが想像つくのでは? そう、映画『赤い糸 輪廻のひみつ』は、究極の純愛映画でありながら、ホラー要素もあり、アクションバトルでもあり、ペット愛溢れる、豪華な幕の内弁当映画なのです。

この記事を書いた人

映画評論・映画パーソナリティ・心理カウンセラー 伊藤さとり

映画評論・映画パーソナリティ・心理カウンセラー

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邦画、洋画問わず年間500本以上の映画を鑑賞。映画舞台挨拶や完成披露会見等のMCを数多く担当している。また、心理学的な視点からも映画を解説。12月に新著は『映画のセリフで心をチャージ 愛の告白100選』(KADOKAWA)。「ぴあ」、「otocoto」でのコラム連載や、YouTube「新・伊藤さとりと映画な仲間たち」、「めざましテレビ」「ひるおび」での映画コーナー等、幅広いメディアで映画を紹介。映画と、映画に関わる全ての人々を愛してやまない映画人。

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