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【更年期】40代後半の妊娠、よく考えて! 不妊治療の保険適用は43歳まで【婦人科医と考えるポジティブな乗り超え方】

執筆者:夏目 円

太田郁子ウィメンズクリニックの太田先生と美容ライターの夏目 円さんで考える、更年期女性のヘルスケア。今回は40代後半での妊娠について。可能性は低いけどない話ではない。母体の健康、親の介護なども関わってくるので、妊娠すること、妊娠する可能性などきちんと考えたい。


☑早期閉経の主な原因は2つ

先日、滝川クリステルさんが46歳で第二子を出産して話題となりました。女性の社会進出の増加、晩婚化などライフスタイルの変化により高齢出産は珍しいことではなくなりましたが、厚生労働省による令和元年(2019年)のデータでは、45歳以上の出産は全体の約0.2%(※)となっています。数字にすると少ないと言えますが、可能性はあります。そこで、“もし妊娠した場合、どうする?” という超高齢出産について太田郁子ウィメンズクリニックの太田先生に伺いました。 
※厚生労働省 令和3年度「出生に関する統計」より

40代でも“排卵日”に妊娠することはある

夏目 今回のテーマは、40代後半で妊娠をしてしまった場合のこと。不妊治療をしている方、想定外に妊娠してしまったケースなど、少ないですがたまに聞く話です。

太田先生 女性には、妊娠しやすい“生殖年齢”があります。排卵のある20代、30代が“生殖年齢”と言われていて、40代になるとがくんと低下します。ただ、ゼロになるというわけではなくて、“たまたま”あった排卵日にあたって妊娠したのだと思います。

夏目 では、かなりの確率で妊娠したということですね?

太田先生 そうですね。稀なケースと言えます。40代で妊娠しても、そのほとんどが流産してしまうことが多いですから。また、シビアな話をすると、45歳以上の母体死亡率は高いというデータもあります。自分の命と引き換えに出産するということも十分に考えなければなりません。

夏目 先生は、高齢出産を担当したことがありますか?

太田先生 最高年齢は52歳です。自然妊娠、出産をしましたが、このようなケースはほとんどありません。不妊治療の保険適用の対象が43歳未満と年齢制限があるのは、出産しにくくなるということもありますが、母子ともにリスクが高くなるからです。

45歳以上の出産は全体の約0.2% 太田郁子先生に聞く40代の妊娠

この記事を書いた人

美容ライター。2023年4月よりメルボルンに移住、シティからトラムで20分、ビーチから徒歩10分という絶好のロケーションのアパートに娘と二人暮らし。50歳にして味わう初体験の数々に驚きと戸惑い、さらに興奮を隠せない日々が続くも、第二の人生をとことん楽しんでいる。母娘移住のきっかけ、日常のあれこれは毎週金曜日「note」にて更新中。

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