【岩橋玄樹「常に“今”を更新し続ける」】 写真集『Labneh(ラブネ)』発売記念スペシャルインタビュー!
執筆者:土谷沙織
日本とアメリカを拠点に活躍する岩橋玄樹さんが、中東・ドバイで撮影した1st写真集『Labneh(ラブネ)』を3月に発売しました。全128ページまるっとプライベートシーンを眺めているかのような、のびのびとした解放感とドバイならではの旅情を感じさせる唯一無二のアートブックのような一冊です。この写真集についてはもちろん、ソロアーティストとして挑戦を続け、しなやかに進化していく岩橋さんの現在地についても伺いました。
ひらめきや感覚を大切にして運命を引き寄せていく
――今回の写真集のタイトル『Labneh(ラブネ)』は、中東で食べられている水切りヨーグルトの名前。撮影地のドバイでよく食べていたことから親しみを覚えたこのヨーグルトの名前を、愛らしい音の響きと岩橋さんが大切にする愛(ラブ)にかけて、ご本人自らがタイトルに命名したとのこと。
「実は僕、乳製品を食べるとすぐお腹を壊しちゃうタイプなので、 コーヒーに入れるのも牛乳じゃなくてオーツミルクだったりするんですけど、なぜかヨーグルトはめちゃくちゃ好きで昔からよく食べているんです。ドバイで頂いていたヨーグルトは、ソースとしていろんなものにディップしながら食べるスタイルのものですごく斬新でした。で、名前を訊ねたら“ラブネ”っていうから、音の響きもすごく可愛いし、もう3秒くらいで“タイトルにします!”って宣言しちゃいました。基本的に僕は、ひらめいてしっくりきたものを大切にするんです。たくさんの項目をリストアップして何日もかけて検討を重ねるのが苦手で、感覚とフィーリングで決めていく方が好きなんですよ。その方がいろんなものに自然と繋がってくので、運命を感じるんです」
ニットカーディガン6万円(LES TRI COTS D’O/TREMEZZO) Tシャツ9900円(LIFiLL) パンツ2万1052円(MAHAGRID/MUSINSA) スニーカー8250円(CONVERSE)
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