【白髪染め】パーソナルカラー別・似合う「淡色ヘアカラー」！ トレンドは明るい色【ホームカラー】

近頃は白髪染めのカラーバリエーションがとても豊富になりました。ドラッグストアでも定番の黒やブラウンだけでなく、ピンク系やベージュ系など、まるでファッションカラーのようなホームカラーが続々と登場しています。　
ひと昔前は「白髪はきっちり染める」が当たり前でしたが、ハイライトや明るい髪色がトレンドの昨今は「白髪があっても自然にぼかしながら髪色も楽しみたい」と考える人が増加。以降、ホームカラーでも気軽に髪色を楽しめるようになっています。
淡く色づく明るい白髪染めは、根もと白髪が生えた時、黒染めよりコントラストが目立たないのが利点。ベタッと色がのらない分、白髪、黒髪、ハイライト部分などで色味に差が出るため、セルフでも立体感を演出しやすいのが魅力です。春夏はカラフルな色に手を伸ばしたくなる季節。まるでネイルを楽しむように、ホームカラーも淡い髪色を楽しんでみては？

まずは、メーカーPRの方に、きれいに染めるコツやポイントを教えてもらいます。
「生え際など、白髪が目立つ部分は多めに塗布します。また、以前にハイライトをした方は淡いホームカラーを重ねた時白髪がぼかしやすいです」（ヘンケルジャパン テクニカルアドバイザー兼カラーリスト：上道由佳さん）

「髪をとかしてから行うとクリームタイプも塗りやすくなります。淡い色こそ塗り方・放置時間など、説明書どおりに行うと色ムラが防げます」（ロレアル パリプロダクトブランドマネージャー：原島優莉さん）

「淡い髪色は肌映えもよく、自然な華やかさを演出します。髪にツヤも補うので大人世代におすすめ。カジュアルなファッションにもマッチします」（ダリヤ広報：大木愛美さん）

「白髪でも髪色を楽しむというニーズが増えています。流行色はピンクブラウンやマットブラウン。透明感のあるピュアブラウンなども人気です」（ウエラジャパン アシスタントブランドマネージャー：坂澤真子さん）

愛らしい印象のスプリングタイプは、温かみのある多幸感が高まるカラーがよく似合います。「クリアでくすみのない色がお似合いのスプリングタイプ。特に赤みをおさえたやわらかな髪色がマッチします」（坂澤さん）、「コーラル系のオレンジは、肌の血色が増して見えるので若々しい印象になれますよ」（上道さん）

ツヤっぽく透明感のあるヘアカラーがお似合いのサマータイプには、ピンク系がマッチ。「華やかさのあるスモーキーなピンクは、顔まわりに明るさと上品なツヤを与えて、自由でしなやかな印象に」（大木さん）、「青みのあるピンクは、サマータイプの方の透明感を引き出して、知的な印象がアップします」（上道さん）

大人っぽく知的な印象のオータムタイプは、気品を高める黄み寄りの色が映えるのが特徴です。「ナチュラルなアースカラーがお似合いなので、髪色は黄みがかった落ち着いたブラウンがおすすめです」（坂澤さん）、「深みのある黄み寄りのモカブラウンなら、リッチ感のあるきれいな印象が高まります」（原島さん）

洗練された大人のおしゃれ感を纏ったウィンタータイプは「透明感のある、深い青み系のカラーがとても似合います」（原島さん）、「大人仕様のくすみブルーは、ウィンタータイプの方にマッチ。こなれた雰囲気で洗練度が高まります」（大木さん）。はっきりした髪色や透明感のある寒色でシャープな雰囲気をアピールして。