【私たちの更年期】内田有紀×堀井美香「不調をひとに打ち明けることで心が軽くなりました」【対談Vol.1】
執筆者:GLOW編集部
「これってもしかして更年期の症状?」なんて思うことが増えてくるGLOW世代。軽やかに乗り越える方法を、内田有紀さんと堀井美香さんがトーク。Vol.1はおふたりが感じた不調について。
更年期はいけないことじゃない
内田さん(以下敬称略) 今日は堀井さんと更年期の話ができるのを楽しみに来たんです。昔は、「更年期」って言葉を口にしてはいけないとか、恥ずかしいとかっていう時代もあったと思うんですが、今は違いますよね。更年期という年代は女性として必ず通る道だし、更年期の症状は、生物学的に起こる当たり前のこと。更年期のことをみんなと話せる時間が持てることっていいなって。堀井さんみたいに、更年期について発信している方の言葉を聞くと、私だけじゃないって元気になります!
堀井さん(以下敬称略) 嬉しいです。私の母の時代は、更年期や生理のことって話してはいけないみたいな雰囲気があって、私は母の更年期症状がいつあったのか、いつ閉経したのか、まったく知らずにいました。誰にも言わずに、ひとりで陰でイライラ、カリカリしていたんだと思います。でも今、私は「更年期っていけないことなの?」「もっとオープンにして支え合った方がいいんじゃない?」って思うんです。私より少し下の内田さん世代の女性たちはどうですか?
内田 私たちの母世代は、生理痛や更年期のことをふつうに話していたと思います。母の様子を見て子どもながらに、生理痛がつらいのかな、更年期大変そうだな、って思っていた記憶があります。だから私たち世代は、更年期って恥ずかしいことと思って育ってないのかもしれませんね。
堀井 そうかもしれませんね。
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