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【舞台】「思いっきり悪い男を斗真君にやってもらおうと思った」劇団☆新感線『バサラオ』2024年7月~10月上演!

執筆者:GLOW編集部

『バサラオ』への思い

劇団☆新感線『バサラオ』 制作発表撮影:田中亜紀

中島かずきさん「以前から斗真君には、『顔がいいだけで世界を征服する』っていう話をやりたいというのは何となく話はしていたんですね。ただ、ここのところピカレスクをやるような気分ではなかったので違うものをやろうかと思っていたんですが、どうにも筆が進まなくて。ここは思い切って悪い男を思いっきり生田斗真君にやってもらおうかなと。そうすると相対する倫也君のキャラクターが見えてきて。それが決まってからスムースに書けた。自信作になっていますので是非ご期待いただければと思います」

いのうえひでのりさん「この企画は『偽義経』のリベンジから絶対にやるぞ、とスタートしました。劇場は福岡・博多座、明治座、大阪はフェスティバルホールと非常にエンターテインメント寄りの小屋。当初は歌とか踊りの入る楽しい公演をやりたいなあという企画だったんですが、どうにも筆が進まないという中島君の意見もあり、今重いやつもやっていいんじゃないかという空気が僕の方にも出来上がって。だけど歌とか踊り、お祭り騒ぎ的なものもやりたいということで、結果的にピカレスクロマンでありながらショーアップしたものになるのではないかと。ヘビーな物語の流れではありながらも観劇後スカッとした楽しいお芝居になるんではないかと思います。ご期待ください」

生田斗真さん「生田斗真生誕39周年を記念した公演を、17歳の頃からずっと憧れ続けた劇団☆新感線の皆さまと共にできるのを本当にうれしく思っております。そして役柄なんですけど自分で言うのもおこがましいんですけれども、美しさを武器に世界征服を狙うというとんでもない役です。劇団☆新感線の悪役は以前からいつか演じてみたいと思っていたので精一杯がんばりたいと思います」

中村倫也さん「決まった時は、斗真君でやるよ、古田さんも出るよみたいな状態で聞いたと思うんですけど、じゃあ混ぜてよということで混ぜてもらいました。今ちょっと気になったんですけど、古田さん何周年公演とかありますけど、劇団員じゃない人の生誕何周年公演てあるんですか今まで。※ないと思う、ないです、初めてだと思います、といのうえさんと中島さんが返答。ないですよね。なんすかそれ。※会場笑い 義経の時のサンキューにかけたんでしょうけど。もっと劇団員の生誕祝った方がいいと思うんですけど。結果的にサンキュー公演ということで一緒に出来ることを嬉しく思います。個人的な話になりますけど僕が舞台で主演じゃなく出演するのが久しぶりなんですよ。主演の横にいる人間としてどういう関わり方ができるかなと楽しみにしてたんですけどね。本読みをしましたら主演より出番が多いんですね。話が違うなと思って。やることもけっこう多いんで。気を引き締めて挑まなきゃならないなと思いました」

西野七瀬さん「2021年の『月影花之丞大逆転』ぶりの劇団☆新感線さんで。一緒にまた舞台できるって知った時点ですごくうれしくて。前回のがダメじゃなかったんだなというか、また一緒に何かできるのが初めての時よりも嬉しさが大きくて。前回はコロナ禍もあって10人くらいのキャストさんで、その楽しかった思い出を持って本読みにいったらめちゃくちゃ人がいっぱいいてすごく緊張しちゃって汗だらだらだったんですけど。次は規模感も公演数もとんでもないので最後まで立っていられるか心配ではあるんですけど、この皆さんと作っていくんだなと本読みして改めて気が引き締まりました。本当に体に気を付けてまずはお稽古をがんばりたいなと思います」

粟根まことさん「今回は幕府の執権ということで。時の政治の最高権力者ということになりますから。他の出演者たちによって見事に滅ぼされていけばいいなと。出来る限り見事に滅ぼされようと思っています」

りょうさん「新感線サンキュー公演の時に斗真さんと『偽義経冥界歌』でご一緒させていただいておりまして。そのリベンジとして始まったということで、私もその時居ましたので今回呼んでいただけて嬉しいなと思っています。斗真君ありがとうございます。がんばります」

古田さん「うちの劇団でりょうちゃんとなぁちゃんは共演しているんですけど、何回かお誘いしている斗真と倫也は一緒になるのが始めてで。僕的には斗真と倫也とりょうちゃんなぁちゃんがいるわけだから下ネタミュージカルやりたかったんですけど。なかなかね、下ネタミュージカルやってるグループ少ないからさ、やりたかったんですけど。ピカレスクロマンということで私場違いだなと思っているんですけど。本読みをしたらインチキ臭い関西弁でしゃべるという最も私が苦手とするお芝居だったんで非常に楽しみにしております」

TTコンビは古田新太さんと初共演

劇団☆新感線 舞台『バサラオ』 制作発表

生田斗真さん、中村倫也さんのTTコンビは劇団☆新感線の舞台では古田新太さんと初共演。「ご一緒する機会がなかったので念願がかなった。数々の俳優さんから古田さんと芝居をするのは楽しい楽しいと聞いているので。古田新太という舞台上に立っているだけで何かが起きるんじゃないかとワクワクさせて何も起きないっていう……※会場笑い それが魅力のひとつ」(生田さん)、「『ロッキー・ホラー・ショー』でご一緒して飲みにも連れて行っていただきましたし、芝居のことも飲み屋でさりげなくアドバイスをいただいて。(自分が)『ロッキー…』の時の古田さんの年齢に近づいてきているので一緒に出来ることが嬉しく思います」(中村さん)と喜びを表した。そんなTTコンビに応えて古田さんは「二人とも長い付き合いだけど、劇団に関係してもらっている割には一緒にやってない。(本読みをして)倫也は忙しいんですよ。斗真のセリフも本当にバカバカしくて。皆さん楽しんでいただけると思います」

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