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【古田新太×中村倫也】「古田さんの言葉に10年ほど支えられていました」 劇団☆新感線『バサラオ』インタビュー

執筆者:GLOW編集部

こんな時に「輝いている」

――月刊誌GLOWは「輝きはいつだって自分の内側にある」というのがテーマなのですが、お二人はどんなときに輝いていると思いますか?

古田 オイラが輝くためにしていることは、飲み屋で誰も傷つけないこと。いない奴の悪口を言うこと。

中村 いない人っていうのが大事なんですね(笑)。

古田 そう。いない奴の悪口を言うときが、オイラが一番輝いているときかな(笑)。輝いているのは、グイグイ来ない人。逆に輝いていないのは、全部自分中心に来る人、そんなに面白くない話をする人だね。

中村 僕は全部楽しいんですよ。もしかしたら、人から見たら、面倒くさいことやストレスになること、得手不得手あることも、全部楽しくて。良いことも悪いことも、ダメなことも、できることも、そういう心持ちで生きています。嫌になるくらいなら、好きになろうと思って。あと、愛情のある悪意で、人のことを見ようと思って。それはもう僕自身の性質なんですけど。輝いている人は、何でしょうね。誇れる何かを持っている人は、輝いているんじゃないかな。

劇団☆新感線44周年興行 いのうえ歌舞伎『バサラオ』 カイリ役の中村倫也さん

撮影=村松巨規 ヘアメイク=田中菜月(古田さん)、Emiy(中村さん) スタイリング=渡邉圭祐(古田さん)、戸倉祥仁<holy.>(中村さん) 取材・文=杉嶋未来

この記事を書いた人

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