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取り込んだ洗濯物がシワシワ…… お洗濯のストレスを軽減する“シワ防止”洗濯術

執筆者:山田紗千香

洗濯物を干す

せっかく洗濯しても、干した洗濯物を取り込んでみたらシワシワだったという経験をしたことがある人は多いはず。シワの対策といえばアイロンですが、手間がかかるうえ、暑い季節は特に面倒ですよね。そこで今回は、洗濯の段階で服のシワを防止する基本技を紹介します。


洗濯前にシワの原因を作らせない!

シワの大きな原因となるのが「洗濯時に洗濯物同士が絡む」こと。洗濯物同士の絡みを防ぐには、洗濯ネットを使用するのが最も効果的です。ただ、洗濯ネットの使い方にも注意点が。ネットが大きすぎると中で服が擦れて結局シワになるため、ネットと服のサイズを合わせることが重要です。また、1枚のネットには1枚の服を入れるのが鉄則。1枚ずつ綺麗に畳んでからネットに入れましょう。

さらに、洗濯物が多すぎても服同士が絡む原因になります。そのため、一度に洗濯する量は洗濯槽の容量の7割程度に抑えておくのがポイント。洗濯物同士の摩擦が減り、シワ軽減に繋がりますよ。

そして、脱水もシワの大きな原因の1つ。特にシワがつきやすい素材である綿や麻、レーヨンを洗う場合は、脱水時間を最短に設定しておくと安心です。

衣類の特徴を利用するのもシワ伸ばしの有効手段

続いて、洗濯終了後のポイントを紹介しましょう。ひとつめは、脱水が終わったらなるべく放置せずにすぐ取り出すこと。取り出す際はかたまりのまま取り出すのではなく、1枚ずつ広げて重ねるようにカゴに置いていくのが大切です。

また、干す際にはシワをしっかり伸ばしてから干してください。洗濯物を手に取ったら、最初に衣類を大きく振り、軽くシワを伸ばしてハンガーに干します。その後衣類をパンパンと両手で挟みながら細かなシワを伸ばしていきましょう。

ウエストを下にして干す洗濯物

Tシャツの場合には、ハンガーにかけると縦シワが出やすくなるため、物干しざおに直接かけるのもおすすめ。また、ズボンやスカートは乾かす際の重さを利用するのも有効です。ウエスト部分を下にして干すことで、ウエストの重さに引っ張られてシワが伸びてくれますよ。

少しの工夫と手間で、洗濯物のシワは大きく改善します。シワにお悩みの方は、今回紹介した技をぜひ試してみてはいかがでしょうか。

この記事を書いた人

元編集者で、現在はフリーライターとして独立。各種女性向けメディアで記事を執筆中。美容、ライフハック、生活情報など多くのジャンルを手掛ける。

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