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【対談】池松壮亮と伊藤さとりが「映画」を熱く語る! 『ぼくのお日さま』9/13(金)公開!【伊藤さとりのシネマでぷる肌‼】

執筆者:伊藤さとり

刺激的なカンヌ映画祭

伊藤 カンヌ映画祭はやっぱり刺激的な場所だったと思うんですが、世界の映画人たちと、一緒に作品を観たり、語り合う体験はいかがでしたか?

池松 これまで色々な映画祭に参加させてもらいましたが、中でもカンヌはやっぱり特別だと思いました。カンヌという映画の聖地とされるところに、世界中から映画好きな人たちが集まって、映画を産業としている。映画より自分が好きな、欲が強い人たちもたくさんいました(笑)。

伊藤 (笑)。

池松 でも、その欲が渦巻いているエネルギーとか、活気とか、ものすごいものがありました。それは映画の価値を高め、守ってきた人たちのおかげだと思いました。フランスが映画を生んだと自分たちが自覚していて、文化の価値を大切に守り続け、映画そのものが祝福されるような場所でした。映画をやっているだけであれだけ誉められることってあるんだという体験をしました。日本では感じたことのないものでした。

この記事を書いた人

映画評論・映画パーソナリティ・心理カウンセラー 伊藤さとり

SPECIALIST

映画評論・映画パーソナリティ・心理カウンセラー

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邦画、洋画問わず年間500本以上の映画を鑑賞。映画舞台挨拶や完成披露会見等のMCを数多く担当している。また、心理学的な視点からも映画を解説。12月に新著は『映画のセリフで心をチャージ 愛の告白100選』(KADOKAWA)。「ぴあ」、「otocoto」でのコラム連載や、YouTube「新・伊藤さとりと映画な仲間たち」、「めざましテレビ」「ひるおび」での映画コーナー等、幅広いメディアで映画を紹介。映画と、映画に関わる全ての人々を愛してやまない映画人。

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