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【私たちの更年期】麻生久美子×山本未奈子「更年期うつで2ヶ月家から出られなかった」【対談Vol.2】

執筆者:夏目 円

麻生久美子 山本美奈子

更年期の不調をそれほど感じていない麻生さんが、これからのために、更年期と今向き合っている美容家・起業家の山本未奈子さんにインタビュー。対談2回目は、半年間仕事を休んで治療に専念、重度の更年期うつにかかった山本さんの当時のことを伺います。


【仕事や子育てばかりか、自分自身にも無関心になってしまった】

TALK「不調の信号に気づいて対処することが大事」

山本 42歳で更年期と診断され、44歳からはホットフラッシュや気力が落ちるなどが出てきて、睡眠不足も感じました。明け方の3〜4時に目が覚めて、そこから眠れない。昼間、睡魔に襲われたりして仕事にも支障が出て……。早く寝ればいいと22時就寝に切り替えましたが、夜中何度も目が覚めて、日中の集中力低下や疲れやすさは変わらないんです。女性ホルモンが乱高下しているから、調子のいい日もあって、「仕事が忙しいだけかも」って思う時も。黄色信号を無視して「がんばらなくちゃ」と走り続けていました。そのせいで、ひどくなってうつ状態になるとは気づかずに……。

麻生 更年期の症状って、気づかないに越したことはないって思っていましたが、黄色信号の時に早く気がつくことが大切なんですね。体と心が発する声から目を背けてはいけないって、山本さんのお話でよくわかりました。

更年期について語る麻生久美子さん

この記事を書いた人

美容エディター 夏目 円

WRITER

美容エディター

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美容ライター。2023年4月よりメルボルンに移住、シティからトラムで20分、ビーチから徒歩10分という絶好のロケーションのアパートに娘と二人暮らし。50歳にして味わう初体験の数々に驚きと戸惑い、さらに興奮を隠せない日々が続くも、第二の人生をとことん楽しんでいる。母娘移住のきっかけ、日常のあれこれは毎週金曜日「note」にて更新中。

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