• Health care

GLOWの
記事をシェア

【あらゆる不調の原因】「ゾンビ腸」に注意! チェック表や改善法【順天堂大学医学部教授・小林弘幸先生】

執筆者:GLOW編集部

☑トイレの正しい座り方

ゾンビ腸対策として行いたいのが適度な運動。血流が促進され、酸素が全身に巡って自律神経が整ったり、外からの刺激に敏感な腸が反応しスムーズな排便につながり、腸内環境が整います。運動ではないけど、トイレでできるマッサージや正しい排便の姿勢をチェック!

排便時の正しい姿勢は前傾

まずは正しい座り方。普段から背筋をピンと伸ばしている姿勢の良い人は、トイレでもまっすぐに背筋を伸ばして座っているかもしれません。ですが、トイレでは前かがみに座るのが正しい姿勢なのです。ロダンの「考える人」ぐらいの前傾姿勢をイメージしてください。
肛門の手前には恥骨直腸筋という筋肉があり、これが直腸を引っ張っています。実は、背筋を伸ばして座ると直腸がくの字形に折れ曲がってしまい、便も動きにくくなってしまうのです。前傾姿勢になると、この直腸がまっすぐに近くなるため、排便がスムーズになります。
トイレに座ったら、前かがみになる前に腸を刺激しておきましょう。ヘソを中心に「の」の字を描くような感じで時計回りにもみほぐしていくと、大腸をうまく刺激できます。また、「考える人」は右ひじを左膝に当てたポーズをしていますが、あれを真似て右ひじを左膝に当て、続いて左ひじを右膝に当ててみてください。カラダにひねりが加えられ、これも大腸の刺激になります。
※『腸から生まれ変わるカラダ』第4章「運動でゾンビ腸を撃退しよう」より

この記事を書いた人

「45才、輝きはいつだって自分の内側にある」をテーマに、40代のヒントになる情報をお届けします! 雑誌は毎月28日発売!

記事一覧へ戻る

GLOWの記事をシェア!