【歯科医師に聞く】歯のトラブルは40代で爆発! 歯ぎしり│食いしばりに注意!
執筆者:GLOW編集部
【食いしばり・歯ぎしりを放置すると歯が脱落する】
歯を悪くしてしまう原因は基本的に2つです。それは「菌」と「強すぎる力」です。歯に強すぎる力がかかるとどうなるのかですが、まず、歯に小さなひび(マイクロクラック)が入り、そこから虫歯菌が歯の中に侵入し、虫歯になります。また、歯根には歯根膜という組織があり、歯の周りの骨を健全な状態にする役割を担っています。しかしこの歯根膜に強すぎる力を与えてしまうと、その部分の歯根膜は壊死し、周囲の骨は著しく失われ、歯が脱落します。つまり歯周病です。また前述の不定愁訴も治癒せず、QOLは下がる一方なのです。 早期にこの「食いしばり・歯ぎしり」による強い力を抜いてあげれば、元の状態に戻るので、ぜひとも早めの対応をおすすめします。また正しい食生活を送ることで、「食いしばり・歯ぎしり」の頻度と程度を下げることもできます。
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