【石田明】超若手のネタ見せのため大阪に行くことも! M-1の見どころも教えます。【『答え合わせ』ヒット記念インタビュー】
執筆者:GLOW編集部
人気お笑いコンビ、NON STYLEの石田明さんの書籍『答え合わせ』(マガジンハウス)が大好評。「M-1グランプリ2008」王者の石田さんが漫才論や「M-1グランプリ(以下M-1)」について語り尽くす贅沢な一冊。お笑いファンにはたまらなく面白い内容ですが、軽快な語り口でお笑いがよくわからないという人にもわかりやすく、漫才やM-1の楽しみ方を教えてくれます。石田さんに著書の魅力からM-1の楽しみ方、これから挑戦したいこと、自身を輝かせるものなどたっぷり伺いました。
石田明さんインタビュー
『答え合わせ』は東野さん、岡村さんとのM-1談義から始まった
──発売後の反響はいかがですか?
「知り合いや業界関係者の方からの飲みの誘いが増えてます(笑)。この本の話やM-1についていろいろ聞かせてと言ってもらえて、とてもありがたいですね」
──出版の経緯を教えてください。
「お笑いの本を書いてほしい、というオファーをいただいてもずっと断っていたんです。この本のきっかけは、東野(幸治)さんなんですけど、東野さんがM-1を観た後、『これは石田どうなん?』って声をかけてくれることが増えたんです。たまたま全然違う角度からナインティナインの岡村(隆史)さんとM-1について話す会にも、僕が召喚されました。岡村さんと僕どちらも人見知りなので、その間に博多大吉先生に入ってもらいまして(笑)。そうしたら岡村さんが「飲み屋で話しているだけじゃもったいない」、ラジオでやろうと「オールナイトニッポン」に呼んでもらえることになりました。コーナータイトルが「M-1の答え合わせ」と聞いて、もうビックリですよ(笑)。それがきっかけで、言語化していくことが増えたんですよね。それまでは感覚的な話なので、芸人さん同士だったら、あそこってああじゃないですか、ぐらいの雰囲気でわかっていましたが、ラジオを通したらちゃんと言葉にしないとダメだって言語化が始まったんです。今回の書籍のタイトルは、きっかけとなった『答え合わせ』をタイトルにしました」
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