【40代からの挑戦】「子どもを持たない代わりに動物を助けたかった」大日方久美子さんインタビュー
執筆者:GLOW編集部
子育て、仕事、パートナーとの関係など、いろんなことで立ち止まり、揺れ動く40代の女性たち。それでも未来を見据えて進むGLOW世代にインタビュー。今回は大日方久美子さん。
大日方久美子さんINTERVIEW
殺処分される野良犬との出会いが活動のきっかけ
大日方さんが動物保護を本格的に始めるきっかけとなったのが、2018年、保健所で殺処分目前だった野犬(ロウ)との出会いだった。
「飼育放棄や迷子で野生化した犬たちは、病気があったり、人を恐れていたりして、人慣れして家族犬として譲渡できるまですごく手間がかかります。そういった野犬たちを助けたいと思ったんです。当時、わたしは44才で子どもを持つかどうかで揺れていた時期。放っておいたら殺処分されてしまうこの犬を救うことで、気持ちに踏ん切りをつける、みたいな感覚もありました。夫に相談したらすぐに理解を示してくれたのも、心強かったですね」
譲渡先から失踪した元野犬のラッキー。長期間の捜索活動の末に無事保護し、この笑顔。
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