「アート」イベントをレポート!絵画をもっと日常に。女性アーティストのコラボ展“TOKYO CITY POP” galery project
執筆者:吾妻枝里子
木、布、和紙。様々な素材に描くことで独自の風合いが生まれる
岩瀬ゆか
大阪在住関西を中心に、全国で個展や出店など多数開催。風景や植物から連なる質感を意識した絵を独特なタッチと色使いで表現している。絵画作品制作に加えて、演奏や身体表現とのライブドローイング、服飾雑貨などの他作家とコラボレーションしオリジナルペイインとアイテムの作成など、コミュニケーションを交えた制作活動も行う。WEB:https://iwaseyuka.com/ Instagram:@iwase_yuka
「在廊時、様々な方が作品を観に訪れてくださるのに、拙い説明しかできないのがもどかしく、せっかくならその出会いから何かを生み出したいし、何かを受け取ってほしい。そんな思いから手探りで始めてもう7、8年になるでしょうか」
今回展示している作品のうち、植物を描いた絵画は木の板に直接水彩絵の具でペイントしたもの。ほかにも布や和紙など質感のあるものに描くことで生まれる独自の作風は「対面制作」を始めたことで広がったといいます。
自由な感性で様々な形の表現をライフワークにしている岩瀬さんの創作活動に触れたことで、身構えてしまいがちなアートを、身近なものに感じることができました。
オリジナルペイントを施していただいた1点もののバッグ、大切に使いたいと思います。
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