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稲垣吾郎のベートーヴェンがハマり役! 舞台『No.9 ー不滅の旋律ー』公演100回達成! 囲み取材レポ「同じメンバーで続けていきたい」

執筆者:GLOW編集部

【4度目の公演、役との関わり方は?】

ベートーヴェンを描いた舞台『No.9-不滅の旋律ー』囲み取材

「自分とは真逆のベートーヴェンを舞台の上で演じられて楽しい」「稲垣)

——稲垣さんにとっては、本当にこれが代表作となりましたね。
「本当に僕にとっても大切な作品です。ベートヴェンは、僕とまったく真逆な人間なので、もう一つの人格として、僕が持っているというのも、すごい面白いんですよね。不思議な感じがします。もしかしたら、ベートヴェンみたいな人格に自分もなったかもしれないですし。今まで違う環境で生きてきたら。そういう資質があるのかなと思ったり(笑)」

——以前は、ヒステリック吾郎の部分が似ているとおっしゃってましたが。
稲垣「(笑)確かに。そういうところは、隠してはいますけど(笑)、出るところはあると思います。ベートヴェンの天才のところは、少し似ればいいのにって思ったり」

——どこが真逆ですか?
稲垣「ベートーヴェンはいつも感情をむき出しにして、本当に情熱的に生きた人ですよね。僕はどっちかというと、少しポーカーフェイス気味というか、隠すタイプなので、こういう人には憧れがありますね。だから普段できないことを舞台の上でできるので気持ちいいです」
白井「舞台の上で一生分怒ったっておっしゃってましたよね」
稲垣「本当に(笑)」

 

舞台『No.9-不滅の旋律-』でベートーヴェンを演じる稲垣吾郎

——剛力さんは30代になって、今年はプロレスラーの役とか、いろんな役を経て、今回また違う部分があるのではないですか。
剛力「一番最初に参加させていただいた時が25歳だったので、ちょうど子どもと大人の境目で、自分自身もどっちに行ったらいいか、悩んでいた時期でもあったので、30代に入って、すごく30代が楽しくて、20代の時よりも、素直に感情を表現できている気がしていて。それをまた、同じ役でどういうふうに表現の仕方が変わるのだろうって。もちろん、見に来てくださるお客様にも、また違うマリアを見てもらいたいなって考えながら。ベートヴェンと向き合った時の、素直な気持ちというものを、3回目になって出しやすくなったと思います」

この記事を書いた人

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