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40代は注意! しっかり疲れを取る「自律神経」の働き! 小林弘幸『自律神経の名医が教える究極の休み方』

執筆者:土谷沙織

自律神経は血流に大きく関わっている

きちんと休むためには、自律神経を整えることが先決。自律神経の名医といわれる、小林弘幸順天堂大学教授の著書『自律神経の名医が教える究極の休み方』から、心と体の休め方をご紹介! 自律神経がどんな働きをしているかについて手早く学びましょう。


自律神経の働き

まずは自律神経について
知ることが健康への第一歩

私たちの体には動作や感覚をサポートする、さまざまな神経があります。~中略~
そのうち脳から体の器官に情報を伝える神経のひとつを「自律神経」といいます。~中略~

内臓や代謝、体温といった全身の機能を調節する自律神経ですが、なかでも健康維持と密接に関係しているのが「血液」です。自律神経は体のなかをめぐる血液をコントロールし、その血液によって体に必要なエネルギーを届けています。
もし、行き届くエネルギーが不足していると、体の細胞が機能せず、不調を招くことになります。
たとえば自律神経に問題が生じ、末端の毛細血管への血液が滞ると、冷えにつながったり、老廃物の排出がうまくできずに、むくみやすくなったりします。最終的に毎日の疲れが取れにくくなり、美容面にも悪影響が及ぶなど、体の不調につながります。

血液の流れに密接にかかわってくるのが脳です。もし、栄養や酸素不足で脳の働きがにぶると、判断力や集中力、記憶力の低下につながります。思考力も落ちてしまい、心の健康にも影響してくるのです。(『自律神経の名医が教える究極の休み方』 序章「究極の休み方」は自律神経を整えることにある01 より)

この記事を書いた人

女性誌を中心にファッション、ライフスタイル、著名人インタビュー等のページを執筆。30代半ばでヨーロッパに語学留学をして以来、英会話レッスンを日課にしている。

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