40代は注意! しっかり疲れを取る「自律神経」の働き! 小林弘幸『自律神経の名医が教える究極の休み方』
執筆者:土谷沙織
体を活性化する交感神経
体を癒やす副交感神経
体の隅々に血液のエネルギーを運ぶ自律神経は、「交感神経」と「副交感神経」の2つに分けられます。体を動かすために、それぞれ重要な役割があります。
交感神経は自律神経のなかでも興奮や刺激を全身の器官に伝える神経です。たとえば運動をしているときは、鼓動が速くなり、気持ちが高ぶります。「アドレナリンが出ている」なんていう言葉を耳にすることがありますが、このアドレナリンが出ている状態、つまり心身ともに「興奮モード」のときに交感神経は優位に働きます。
次に副交感神経とは、自律神経のうち臓器や器官などの働きを抑制する神経です。~中略~
お風呂でのんびり入浴しているときや、目を閉じて深呼吸しているときなど、心も体も「リラックスモード」のときに副交感神経は優位に働くのです。(『自律神経の名医が教える究極の休み方』 序章「究極の休み方」は自律神経を整えることにある02より)
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