40代は注意! しっかり疲れを取る「自律神経」の働き! 小林弘幸『自律神経の名医が教える究極の休み方』
執筆者:土谷沙織
ずっと悩んでいる不調……
実は自律神経のせいかも
また、自律神経が乱れる主な原因のひとつとして、「加齢」が挙げられます。
一般的に男性は30代、女性は40代にさしかかったあたりから体力低下がスタートし、それと同時に副交感神経の働きが低下するということがデータでも検証されています。~中略~
自律神経の傾向を知り、しっかりケアしていくと、体の不調が改善するだけでなく「若く見られるようになる」というメリットもあります。自律神経が整うと、質のよい血液エネルギーが体中をめぐります。胃腸の調子がよくなり、栄養素をたくさん吸収できるため、肌や髪がツヤツヤしてきます。さらに、消費しきれなかった糖質を脂肪として蓄えることもありません。
つまり、自律神経を整えている人は、実際の年齢よりも若さを保つことができるのです。(『自律神経の名医が教える究極の休み方』 序章「究極の休み方」は自律神経を整えることにある03 より)
40代に差し掛かると自律神経が乱れがちになるという傾向を理解し、自律神経を整えることに意識を向けよう。それが疲れにくい心と体づくり、さらには効果的な休息の土台になるはず!
書籍紹介
『自律神経の名医が教える究極の休み方』
順天堂大学医学部教授
小林弘幸
自律神経を整えることで、疲れやだるさから解放され、活力に満ちた毎日を。自律神経の名医・小林弘幸教授が女性のために提案する究極の休み方を解説。
第1章 いつも体に休みをもたらす行動習慣、第2章 日常に安らぎを与えるマインドセット、第3章 休憩を取るための究極の食事術、第4章 休憩につながる究極の運動&マッサージ、第5章 人間関係で疲れたときに心を休める方法、第6章 ベストコンディションをつくる休日の過ごし方の全6章。自律神経を整えることできちんと心身を休ませて元気に! 単行本1650円、Kindle版(宝島社)
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