「自律神経を整える」疲れがたまったときほど動こう! 小林弘幸『自律神経の名医が教える究極の休み方』
執筆者:土谷沙織
いい一日のために朝は
必ずカーテンを開ける
理想的な自律神経のリズムは、昼間は交感神経が働いてしっかりと活動し、夜は副交感神経が働いて自然と眠くなり、翌朝になるとまた交感神経によって体が動き出すというものです。~中略~
このリズムをコントロールする機能が体内時計です。人間の細胞には時計遺伝子が組み込まれていて、時計遺伝子によって体内時計が管理されています。
しかし、実は体内時計は24時間よりも少し長く設定されているのです。
体内時計を意識してリセットしないと、実際の時間と体内時計のズレが大きくなっていき、心身の不調につながってしまうかもしれません。
体内時計をリセットするためのいい方法は、朝日を浴びることです。目が覚めたらカーテンを開けて朝日を浴びてください。朝日を浴びると交感神経がスムーズに働きはじめ、体内時計もリセットされて正常に動き出します。気持ちも前向きになって、一日を快適にスタートさせることができるのです。(『自律神経の名医が教える究極の休み方』 第1 章 いつも体に休みをもたらす行動習慣02より)
朝日をしっかりと浴びることで、体内時計のズレをリセット。目覚めたことを体が意識できると、自律神経が整いやすくなり、快適な1日を過ごせます。電動で開くカーテンなどもあるので取り入れたい!
書籍紹介
『自律神経の名医が教える究極の休み方』
順天堂大学医学部教授
小林弘幸
自律神経を整えることで、疲れやだるさから解放され、活力に満ちた毎日を。自律神経の名医・小林弘幸教授が女性のために提案する究極の休み方を解説。
第1章 いつも体に休みをもたらす行動習慣、第2章 日常に安らぎを与えるマインドセット、第3章 休憩を取るための究極の食事術、第4章 休憩につながる究極の運動&マッサージ、第5章 人間関係で疲れたときに心を休める方法、第6章 ベストコンディションをつくる休日の過ごし方の全6章。自律神経を整えることできちんと心身を休ませて元気に! 単行本1650円、Kindle版(宝島社)
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