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「自律神経を整える」緊張やあせりの解き方! 小林弘幸『自律神経の名医が教える究極の休み方』

執筆者:土谷沙織

緊張を解く手のひら運動

きちんと休むためには、自律神経を整えることが先決。自律神経の名医といわれる、小林弘幸順天堂大学教授の著書『自律神経の名医が教える究極の休み方』から、心と体の休め方をご紹介! 今回は緊張を解く方法について手早く学びましょう。


緊張や不安の対処法

緊張したり焦ったりしたら
手のひらを広げてみよう

緊張しすぎると、だんだん不安になってきたりもします。「本当にうまくできるの?」という不安は自分を見失わせる悪魔のささやきです。これでは、本来の自分が出せなくなり、重要な仕事や、はじめてのデートで失敗することになります。最悪です。
こうした場合、肩に入った力を抜こうと考えるよりも、手のひらを開いて緊張をやわらげることが医学的には効果大です。イライラしたり、プレッシャーを感じていたりすると、自然と手を握りしめています。~中略~
そんなときは、手のひらを広げたり、閉じたりをくり返すことで、プレッシャーや雑念を取り払うことができます。

手のひらを広げるポイントは、指が反るくらいしっかりと広げること。指先をしっかり広げると、毛細血管の血流がよくなり、副交感神経の働きが高まります。
すると、緊張していた体が、ゆっくりとほぐれていきます。手にはそうした緊張と緩和の分岐点になるものがあるのです。

この記事を書いた人

女性誌を中心にファッション、ライフスタイル、著名人インタビュー等のページを執筆。30代半ばでヨーロッパに語学留学をして以来、英会話レッスンを日課にしている。

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