【ル・クルーゼで作る簡単炊き込みご飯 ささみと梅干し/ビリヤニ風】料理研究家・上田淳子さんに教わる、手間なしレシピ
執筆者:GLOW編集部
1925年の創業以来フランスの家庭からプロの料理人、そして世界中で愛され続ける「ル・クルーゼ」。鋳物ホーロー鍋はル・クルーゼひと筋! という料理研究家の上田淳子さんに、お鍋におまかせで誰でも料理上手な気分になれる簡単レシピを教わりました。今回はココット・エヴリィでの炊き込みご飯をご紹介!
時間をかけなくても手間ひまかけた
味になる、ル・クルーゼの魅力
「ル・クルーゼとの最初の出会いはフランスでの修業時代。現地の奥様方が素敵に使いこなしていて、ル・クルーゼで作ったものはどれも美味しい。衝撃を受けフランスで購入した初めてのル・クルーゼは30年以上経った今でも現役で活躍。仕事がら様ざまなお鍋を試しますが、プライべートで使う鋳物鍋はずっとル・クルーゼひと筋。重すぎず扱いやすく、サイズ展開が豊富で、日本の生活に合ったサイズもあるので日々のご飯づくりにとても重宝しています。蒸し煮や煮込みはもちろん、オーブンにそのまま、ご飯を炊いたりと使わない日はないほど。また、赤やオレンジのお鍋はキッチンにひとつあるだけで気分があがります。鍋まかせで時間をかけなくても手間ひまかけた味になる、ル・クルーゼを毎日のご飯づくりのモチベーションアップに役立てて」(上田さん)
ル・クルーゼ「ココット・エヴリィ 18」 を使用
コンパクトなのに深さがあるので、炊飯、煮物、煮込み、揚げ物など様ざまな料理に使えます。「丸みを帯びた底」「深さのある本体」「ドーム型のフタ」のトリプル効果で、効率的に対流を起こし驚くほどの美味しさを実現。2万5300円(ル・クルーゼ)
【ささみと梅干しの炊き込みご飯】
【材料(2合分)】
米…2合
水…2カップ
鶏ささみ…2~3本(200g)
梅干し…大3個
大葉…好みの量
※梅干しの塩分量で出来上がりの味わいが変わってくる。塩味が足りない場合は仕上げに塩を少し加える。
作り方
- 米は洗って20分ほど浸水する。鍋にザルで水気を切った米、分量の水を入れ、ささみと梅干しをのせる。フタをして中火で沸かす。弱火に落として10分ほど炊き、10分蒸らす。
- ささみを取り出し粗く裂く。梅干しはほぐしながらご飯と混ぜ、種を取り除く。ささみを戻し入れ空気を含ませるように全体を混ぜる。大葉をちぎって散らす。
【ビリヤニ風炊き込みご飯】
【材料(2合分)】
米…2合
タマネギ…1/2個(100g)
パプリカ…1/2個(80g)
クルミ…3~4かけ
バター…10g
合い挽き肉…100g
水…2カップ
塩…小さじ1
こしょう…少々
カレー粉…大さじ1/2
レーズン…30g
作り方
- 米は洗って水気を切り30分ほどおく。タマネギはみじん切りにする。パプリカは小さい角切りにする。クルミは粗く刻んでおく。
- 鍋にバターを入れて中火にかける。溶けてきたらタマネギとパプリカ、挽き肉を入れ挽き肉の色が変わるまで炒める。米を加えてさらに1分ほど炒め水を加える。
- 煮立ったらあくを取り、塩、こしょう、カレー粉、レーズンを加えフタをして弱火にし10分ほど炊き、10分蒸らす。炊き上がったらふんわりほぐし、クルミを散らす。
上田淳子さん
うえだじゅんこ。料理研究家。スイスのホテルやベッカライ、フランスの星付きレストランなどで修業を積む。自宅で料理教室を主宰する他テレビや雑誌などで活躍。新刊『フランス人はたくさん仕込んで3度愉しむ』など著書も多数。
撮影=松村隆史 スタイリング=岩﨑牧子 ※GLOW2022年7月号より。情報は雑誌掲載時のものになります。
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