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[インタビュー]高野洸、“真実の愛”を舞台で伝える。語り部としての覚悟と表現への想い│舞台『WAR BRIDE』

執筆者:杉嶋未来

高野洸さん 舞台『WAR BRIDE』インタビュー

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終戦から80年を迎える2025年夏、実在の“戦争花嫁”桂子・ハーンさんの半生を描く舞台『WAR BRIDE ―アメリカと日本の架け橋 桂子・ハーン―』が上演される。ドキュメンタリーを原案にした本作で、舞台オリジナルのジャーナリスト役を演じるのは、テレビドラマやバラエティ番組、映画、舞台、音楽活動などマルチに活躍中の高野洸さん。愛と偏見、そして希望が交錯する壮大な物語に挑む彼に、作品への思い、自身の表現観、そして“輝き”の源について聞いた。


舞台『WAR BRIDE -アメリカと日本の架け橋 桂子・ハーン-』

話題となったドキュメンタリー映画の舞台化が決定。War Bride(戦争花嫁)とは、第二次世界大戦後、連合国軍占領下の日本に駐留していた兵士と結婚し海を渡った日本人女性のことを指し、アメリカに渡った戦争花嫁の数は約4万5千人といわれている。
主人公、桂子・ハーンを演じるのは、福岡県出身の奈緒。桂子と出会い結婚する米兵・フランクを演じるのは約1年半のイギリス留学で演技力を磨き、帰国後は精力的に舞台作品に出演するウエンツ瑛士。演出・脚本は第30回読売演劇大賞・大賞を受賞し、今最も旬な「劇団チョコレートケーキ」主宰の日澤雄介と古川健。史実をもとにした物語作りで高く評価され、国内にとどまらず海外からも大きな注目を集める2人が戦争の中にあった「真実の愛」の物語を描く。

この記事を書いた人

舞台の制作を経てライターへ。女性誌、インタビュー誌、劇場用パンフレットやwebサイトで音楽、映画、舞台、ドラマなどエンタメ系のインタビューやレポートを執筆。著書に『ぜんぶ! 海外ドラマ』がある。

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