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[インタビュー]高野洸、“真実の愛”を舞台で伝える。語り部としての覚悟と表現への想い│舞台『WAR BRIDE』

執筆者:杉嶋未来

役と向き合いながら、チームで届ける喜びを

──高野さんにとっての、舞台の魅力、舞台への想いを教えてください。

高野 舞台は、長い期間ひとつの役と向き合うことで、自然と思い入れもどんどん深くなっていくものだと思っています。生の空間でお客さんに“熱量”をそのまま届けられるというのは、舞台ならではの魅力だと思いますし、今回またそれを体感できるのがすごく楽しみです。また、舞台は共演者やスタッフの皆さんとすごく濃い時間を一緒に過ごすので、自然と仲が深まっていくんですよね。今回もカンパニーの皆さんとしっかり絆を作って、一緒に歩んでいきたいと思っています。

──今回の出演で、ご自身の中で意識していることや、目標にしていることはありますか?

高野 劇団チョコレートケーキさんの作品は、以前に拝見させていただいたことがあるのですが、テンポ感やリアリティが本当にすごくて。舞台に一気に引き込まれるような没入感って、やっぱり役者さんたちの力が大きいんだなと強く感じました。そんな作品に今回は自分が演じる側として関わらせていただくということで、演出家の方や劇団チョコレートケーキの役者さんからも、いろいろなお話を聞かせてもらいながら、学びたいことがたくさんあります。奈緒さんやウエンツさんなど、共演の方々からも刺激を受けながら稽古できる環境なので、それもすごく楽しみにしている部分ですし、同時にちゃんと結果を出さなきゃいけないな、というプレッシャーも感じています。

この記事を書いた人

舞台の制作を経てライターへ。女性誌、インタビュー誌、劇場用パンフレットやwebサイトで音楽、映画、舞台、ドラマなどエンタメ系のインタビューやレポートを執筆。著書に『ぜんぶ! 海外ドラマ』がある。

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