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故ダイアナ妃も顧客だった、帽子デザイナー”スティーブン・ジョーンズ”×MILK大川ひとみ対談、1980年代のロンドンをプレイバック!

執筆者:GLOW編集部

【TALK】80年代から今まで続く国境を超えた友情に感謝!

スティーブン・ジョーンズ(以下、スティーブン) ひとみと初めて会ったのは僕がセントマーチンズを卒業したばかりの頃、ロンドンのクラブで、だったよね。

大川ひとみ(以下、ひとみ) プラスチックスっていうバンドと一緒に遊びに行った時だね。1981年かな。

スティーブン ヨウジ・ヤマモトとコム・デ・ギャルソンが初めてパリコレに出た年。ひとみのファッションはとても個性的で新しかった。その頃ちょうど、何か新しいエキサイティングなことがしたくて日本に移住して仕事をする友だちが結構いて、ひとみがいろいろ面倒見てくれたりしたんだよね。その頃もうMILKはレジェンドだった。

ひとみ スティーブンとは物を作る仕事っていう共通点があって、お互いの作るものがおもしろいな、カッコいいなって共感できて仲良くなっていったんじゃないかな。

スティーブン ジョニオ(高橋盾)のライブに行く時にバスにみんなで乗ってビデオ撮ったりしたね。

ひとみ 「パープルバード」っていう素敵なタイトルをつけてくれたことを覚えているよ。その頃私は家に暗室とかもあって、写真を撮ったり動画を撮るのにはまっていたんだよね。

スティーブン この前キム・ジョーンズに会って、「今回日本で何するの?」って聞かれて「ひとみに会う」って言ったら、僕たちの交流がこんなに長い間続いていることが素晴らしいって言ってたよ。原宿はすべてが変わってしまったけれど、MILKとひとみは変わらないって。

ひとみ 私たちは出会いに恵まれてラッキーだったね。今はなかなか時間がないけれどいつもMILK BOYに来てくれて、一緒に原宿歩いて、お茶して、最後にマッサージ、っていうコースが今は気に入っているよ。

MILK 大川ひとみさんとイギリス帽子デザイナースティーブン・ジョーンズStephen Jones

「スティーブンはセンスがよくて優しくて、ものすごいジェントルマンなんだけど、実家に車で連れていってくれた時、運転がものすごく激しかったの!(笑)素敵なお母さんとお父さんがいて、スティーブンが子どもの頃使っていたお部屋がそのまま残っていたことに感激しました」

この記事を書いた人

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