『ハリー・ポッターと呪いの子』新キャスト稲垣吾郎さん「2か月かけて魔法を習得しました」
執筆者:GLOW編集部
この7月にロングラン4年目を迎えた舞台『ハリー・ポッターと呪いの子』。新キャストの稲垣吾郎さん、平岡祐太さん、市村正親さんと、約1年ぶりにハリー役として帰ってきた大貫勇輔さんの4人が会見を行い、作品への思いと意気込みを語りました。その会見の様子をお届けします!
ハリー役の稲垣吾郎、平岡祐太、大貫勇輔とダンブルドア役の市村正親の4人が会見
2か月の稽古を経て開幕を迎えるにあたって、「親子や仲間の愛にとても感動する素敵な作品を、スタッフ、キャストと力を合わせて皆さんに届けたいと思います」という稲垣吾郎さんの言葉を受けて、平岡祐太さんが「僕たちが頑張れるのは演技だなと思って、こだわって皆で2か月間作って来ましたので、明日から見ていただけるのが僕も本当に楽しみです」と、1年目とはまた違う演出が加わって新しい発見がることや、ハリー・ポッターの世界観や魔法の表現はもちろん、脚本、ストーリーの面白さを見どころとして語りました。
また、カムバックとなる大貫勇輔さんは「家族、友情、成長の話、すべての世代の人たちの胸に刺さるものが何かひとつでもあると思います。ここにまた戻って来れることを本当にうれしく思います」と話しました。
「30年前だったら僕もハリーをやっていたかもしれないなと思う」と言う市村正親さん。「ダンブルドアとスネイプ、そしてエイモスという非常に重要な役柄を演じさせてもらっています。そのほかにも3役やっております。全部で6つやっていますので、市村を探せとどこに出るのかを見つけるのも楽しいのでなないか」とユーモアを交えながら「僕たちのハリー・ポッターを是非見に来てください」とメッセージ。
演じる上での難しさについて聞かれると、「魔法使いを演じるのは初めてで、魔法の修得、修行というのが大変でした。2か月間で覚えたんですけど、それが大変だったなと感じています。あとは人間味あふれるハリー・ポッターを演じられたらと思っています」と稲垣さんが話すと、平岡さんが「同じ脚本、演出であっても、演じる人によってハリー・ポッターの世界観が変わって見えるのがこの舞台の楽しさだと思います」と同じハリーを演じる上で大切に思っていることを話しました。
会見での4人の言葉からはともに2か月の稽古を経て作り上げてきた連帯感と、作品に対するそれぞれの熱い思いが伝わって来ました。エンターテインメントであると同時に、ヒューマンドラマだというのが大きな見どころなのだな、と感じました。もちろん、魔法の演出も期待大!
右から:ダンブルドアの衣装の市村正親さん、ハリー・ポッターの衣装の平岡祐太さん・稲垣吾郎さん・大貫勇輔さん
舞台『ハリー・ポッターと呪いの子』大好評ロングラン上演中!
2022年に開幕した日本公演は、ロングラン公演4年目へ
稲垣吾郎さん、平岡祐太さん、大貫勇輔さんがハリー・ポッター役、市村正親さんがアルバス・ダンブルドア役に扮する公演は、TBS赤坂ACTシアターで好評上演中。小説『ハリー・ポッター』シリーズの作者であるJ.K.ローリングが、ジョン・ティファニー、ジャック・ソーンとともに舞台のために書きおろした、シリーズ8作目は、小説の最終巻から19年後、父親になった37歳のハリー・ポッターとその息子、アルバスの関係を軸に描かれる新たな冒険物語です。
何といっても最大の魅力は、世界のエンターテインメントを牽引する一流スタッフが知恵と技術を集結して創り上げたハリー・ポッターの世界観を“体感”できること。原作のファンもそうでない人も楽しめるストーリー、次から次へと飛び出す魔法の数々、ハリー・ポッターの世界に入り込んだような舞台美術と衣装、独創的で心躍る音楽、そして魅力的なキャストの演技、それらすべてが観客を魔法の世界へ誘います。
非日常を体験でき、感動に心揺さぶられる最高の舞台は必見!
公演概要
【本公演】
[日程]上演中~2026年1月31日(土)
[会場]TBS赤坂ACTシアター
[上演時間]3時間40分 ※休憩あり
【主催】TBS ホリプロ ATG Entertainment
【特別協賛】東海東京フィナンシャル・ホールディングス株式会社
With thanks to TOHO
In association with John Gore Organization
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