【40代の子育て】子どもの受験は親のエゴ?それとも愛?小学校・中学受験ママ座談会のリアルを教えて
執筆者:夏目 円
近年、都内近郊では小学受験・中学受験が過熱の一途をたどっているとの噂。そこで子どもの受験を経験した母親によるぶっちゃけ座談会を開催。そこには、「苦労させたくない」という親心だけではなく、子どものキャラクターを見極めた上での、熱い思いがあったのでした。今、受験を視野に入れている方は必読です!
苦し、楽しい!ママたちの受験戦争
右:大西千賀子さん
上が高1、下が中2で中学受験を経験。情報と体験を提示しつつ、本人に選ばせる方針。
中央:上田純与さん
小学校受験をした息子が現在、小学6年生。受験に関しては逆算することで早めを選択。
左:伊藤里絵さん
高3、中3とそれぞれ中高一貫で別々の中学を受験。上は大学に向けて現在受験勉強中。
ママもしっかり並走!将来を見据えた選択
大西 受験でしんどかったのは仕事との両立ですね。親も伴走しないといけないから、お迎えに塾弁など、受験期ならではのやることがたくさんあって。夏休みになると朝にお昼の弁当作って持たせて、夜も早く帰ってまた弁当作って持っていく。受験期の2年くらいは本当に慌ただしくて、やってあげたいことと、やらなければならないことのバランスを取るのが大変だったかも。
上田 サポートって大変だよね。うちは小学校受験だったから幼稚園児をいかにやる気にさせるかが最大の課題。試験対策にしても服を畳めるかとか、生活的なことを覚えていかないといけない。無理やり覚え込ませるわけにもいかず、生活の中で覚えていくよう工夫したかな。
大西 今も畳めるってこと?
上田 いや、畳まない(笑)。普通に脱ぎ散らかしているけど、畳む技術はあるかと。いかにやる気にさせるかでトライ&エラーの繰り返しだったから、子どもが何が得意で何が苦手なのかとかがわかるようになった。小受も大変だったけど、中受の勉強って、さらに特殊じゃない?
「やってあげたいことと、やらなければならないことのバランスをとるのが大変だった」という大西さん。
この記事を書いた人
美容ライター。2023年4月よりメルボルンに移住、シティからトラムで20分、ビーチから徒歩10分という絶好のロケーションのアパートに娘と二人暮らし。50歳にして味わう初体験の数々に驚きと戸惑い、さらに興奮を隠せない日々が続くも、第二の人生をとことん楽しんでいる。母娘移住のきっかけ、日常のあれこれは毎週金曜日「note」にて更新中。
関連記事