【40代の子育て】子どもの受験は親のエゴ?それとも愛?小学校・中学受験ママ座談会のリアルを教えて
執筆者:夏目 円
受験はお互いの方針を尊重しながら付き合うもの
伊藤 性格によって、受験への向き合い方は違うよね。うちも上は小学校高学年でスポーツをやめて受験に専念していたけど、下は自分の意思でクラブ活動と勉強を両立してた。
上田 私は、親が情報を集めたり、準備することって大事だなと思っていて。自分自身、もっといろいろ知っていたら違う道を選べたかもしれないという思いがあるから、可能性を広げるために、ちゃんと本人に説明して、押し付けるのではなく子どもの気持ちを上げていきたくて。
伊藤 長い目で見て考えた末の決断なので、小学生から勉強勉強でかわいそう、って言われるのは、ちょっと辛いかな。
上田 今後の時間や将来の選択肢のための“今”だからね。
伊藤 お互いの方針を尊重しながら、つき合っていけたらと。
上田 結果的に行きたい学校に進学できて、体験できることの幅が広くなったのはよかった。学校の勉強は相変わらず大変そうだけど(笑)、今は受験を気にせず、やりたいことができてます。
「受験が終わり、今はやりたいことができている」という上田さん。
この記事を書いた人
美容ライター。2023年4月よりメルボルンに移住、シティからトラムで20分、ビーチから徒歩10分という絶好のロケーションのアパートに娘と二人暮らし。50歳にして味わう初体験の数々に驚きと戸惑い、さらに興奮を隠せない日々が続くも、第二の人生をとことん楽しんでいる。母娘移住のきっかけ、日常のあれこれは毎週金曜日「note」にて更新中。
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