【安達祐実】が語る“心を開く力”──協調することで広がった視界と日常の幸せ
執筆者:山本二季
子役時代から走り続け、43才を迎えた安達祐実さん。これまでさまざまな人生での大事なポイントを通過してきた安達さんが、大事な居場所を作るためにたどり着いた考えについて教えていただきました。
自らオープンになれば、受け入れてくれる人は意外と多い
人生で大事なポイントを通過する時、そこを足早に素通りするか、立ち止まって気づきを得るか。安達さんは、間違いなく後者のタイプ。
「たとえば相手がわたしのことを理解できないとしたら、それはわたしが心を開いていないからだ、と気がついたんです。自らがオープンになって、『わたしはこういう人間です』と開示すれば、そのまま受け入れてくれる人は自分が思ってるよりも実はたくさんいるんですよね」

「仕事の面でも20代の頃は、ひとり勝ちしようと尖っていた時期もあったのですが、30代になり、脇役としての役割やおもしろさが段々わかるようになって、視界が大きく開けてきました。周りと協調すれば、それが誰かを引き立てることになるし、全体がよくなれば、焦らずとも自分もそのステージに上がっていける。だからこれからも、自分から心を開くことを忘れずにいたいです」
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