暑い時にやりがちなNG習慣。間違った生活習慣で夏不調を加速させないで!|医師監修
執筆者:GLOW編集部
高温多湿の気候や寒暖差の激しい環境にさらされる夏、間違った生活習慣が夏不調を加速させる原因かも。誰もが陥りがちな夏のNG行動を先生たちに解説していただきました!
NG習慣① 暑いので冷たいものばかり食べてしまう
内臓を冷やしてしまわないよう注意!
「冷たいものばかり食べたり飲んだりすると内臓が冷えてしまう原因になってしまいます。暑い屋外では、熱中症対策として体を冷やすために冷たいドリンクを飲むのはOKですが、エアコンの効いた室内では、温かい飲み物や食べ物を食べて内臓を温め、冷えにくい体を作りましょう」(石原先生)
NG習慣② 夏は汗をかくから水分をとにかく多く取るべき
水分の取りすぎは代謝の悪い体の原因に!
「暑い外にいる時は、汗で体内の水分が失われていくので水分補給は大切です。ですが、空調の効いた室内にいる時は、汗もかかないので取りすぎには注意が必要です。特に40代は代謝の力も落ちているので、余分な水分を体に溜め込んでしまいむくみの原因になってしまいます」(石原先生)
NG習慣③ 平日は睡眠不足になりがちなので休日に寝だめする
休日も規則正しい睡眠を心がけて
「睡眠不足は“睡眠負債”になりますが、休日に寝だめして“貯金”することはできません。それどころか寝だめは、時差ボケを起こして毎日の睡眠のリズムを乱してしまう原因になります。休日の朝、長めに眠りたい時も、平日の起床時刻との差を2時間以内に留めるようにしましょう」(井坂先生)
教えてくれた先生は
石原新菜先生
イシハラクリニック副院長、日本内科学会会員。食事療法等も駆使した幅広いアプローチで、種々の病気の治療にあたる。特に、冷えのもたらす症状やその対策に精通している。
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イラスト=二階堂ちはる 取材・文=佐藤玲美
※2025年9月号GLOWより
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