今年は12/27スタート！いちごの香りに包まれる「ストロベリー・アフタヌーンティー」体験レポ｜ANAインターコンチネンタルホテル東京

毎年大好評のANAインターコンチネンタルホテル東京「ストロベリー・アフタヌーンティー」が、今年は例年よりも早く12月27日（土）からスタート。ひと足先に味わった、珠玉のいちごスイーツの魅力を体験レポートでお届けします。

溜池山王駅から足をのばしANAインターコンチネンタルホテル東京のロビーへ足を踏み入れた瞬間、視界いっぱいに広がるのは天井高14mの開放的なアトリウム空間。中央に佇む「アトリウムラウンジ」は淡いピンクベージュを基調とするインテリアで、自然と気持ちがほどけていく場所。この日のお目当ては、2025年12月27日（土）からスタートする「ストロベリー・アフタヌーンティー」。毎年楽しみにしているファンも多いというが、その理由はすぐにわかった

席に着き、ほどなくして運ばれてきた三段スタンド。目に飛び込んでくるのは、淡いピンクやルビー色をまとったスイーツたち。

いちごを主役に、ラズベリーや林檎、オレンジ、パイナップルなど10種類のフルーツが組み合わされていると聞き、ひとつひとつをじっくり眺めたくなる。

まず手に取ったのは、いちごの水玉模様が愛らしいアイシングクッキー。サクッと軽い食感のあと、いちごのやさしい甘さが広がる。続いて、フリルドレスのようなフォルムの「いちごとオレンジのヨーグルトクリーム」は、口に入れた瞬間の爽やかさが印象的。甘さに頼らず、フルーツの酸味で魅せる構成が、大人のアフタヌーンティーらしい。

中段、下段へ進むにつれ、味わいはより立体的に。
グリオットチェリーやカシスを合わせたゼリーやヴェリーヌは、いちごの甘酸っぱさが広がり、後味は驚くほど軽やか。ルバーブのルビーチョコレートパンナコッタは、見た目の可憐さとは裏腹に、深みのあるコクがあり、思わずもう一口と手が伸びる。
見た目の「かわいい」だけで終わらない。試作を重ねて生まれたという言葉に納得する、完成度の高さ。

別皿で登場するセイボリーは6品。トリュフ風味のチーズテリーヌに添えられたいちごが、意外なほど好相性。ブルーチーズのパンナコッタにストロベリーソースを合わせた一皿は、デザートと前菜の境界線を心地よく曖昧にしてくれる。スパイシーなプチフライドチキンを挟むことで、口の中がリセットされ、再びスイーツへ戻る流れも計算されている。

ドリンクは、ドイツの老舗「ロンネフェルト」の紅茶を中心に全15種がフリーフロー。今季限定の「ストロベリークラウド」は、カップに顔を近づけた瞬間、ふわりと甘い香りが立ち上る。スイーツと合わせても重くならず、むしろいちごの余韻を引き立ててくれる一杯。
オプションでオーダーできる、淡いピンク色のノンアルコールカクテル「ストロベリークォーツ」も、特別感を添える存在。

2時間という制限があることを忘れるほど、空間も時間も心地よく流れていく。自分へのご褒美に、友人との特別な午後に。今年は例年よりも早く、12月27日（土）からスタートするという。お正月のおせちに少し飽きてきた頃、気分転換に足をのばす先としても、ちょうどいい。冬から初春の“いちご時間”をぜひ味わってみて。

ANAインターコンチネンタルホテル東京
アトリウムラウンジ「ストロベリー・アフタヌーンティー」

場所：アトリウムラウンジ（2FL.） 
期間：2025年12月27日（土）～2026年5月31日（日）11:00～19:30（最終入店）※2時間制
料金：お1人様 8,500円、スペシャルドリンク「ストロベリークォーツ」付きお1人様 9,600円