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【防災】家の中の危険をできるだけ排除し、備えもしっかりと!【インテリアや備蓄を見直し】

執筆者:GLOW編集部

防災 インテリア

防災の基本の考え方は「身のまわりの危険を日頃からできるだけ排除すること」と、危機管理教育研究所 代表の国崎信江さん。国崎さんに、インテリアや備蓄品について教えてもらいます。


危険はできるだけ排除、がお約束

防災の基本の考え方は、「身のまわりの危険を日頃からできるだけ排除すること」と阪神淡路大震災の経験をきっかけに防災対策を考え広める活動をしている国崎信江さん。
「今この瞬間地震が起きた場合、わが家は安全だろうか?とまずは考えてみてほしいです。大きな地震が起こったら、固定されていないものはすべて動き、自分の上に飛んでくると思った方がいい。だから私は、テーブルの上に一切ものを置かず、リモコンも全部収納。照明器具は紙など落ちてきても大丈夫なやわらかい素材や、壁づけできるものに変えて少しでもリスクを軽減。壁に絵などを飾るのも重い額縁は危険。壁が寂しいなら、ウォールステッカーや布で飾るなどの工夫をした方が安全です」

浸水や倒壊などの危険性がある地域や家の中がぐちゃぐちゃで住めない場合を除き、被災しても避難所ではなく自宅で過ごすのが一般的。
「だから電気、ガスなどのライフラインが止まっても、家でいかに快適に過ごすか、ということを考えた防災グッズの準備が必要です。常温長期保存の食品も、なるべく美味しくて食べる楽しみのあるものを定期的に消費しながら蓄える〈日常備蓄〉をしておくのがいいでしょう。生理用品なら月経カップはゴミにならずにウェットティッシュでサッと拭くだけで使えるから便利です。お風呂に何日も入れないという事態も当たり前なので、ひとつで髪も体もきれいにできる手袋タイプのドライシャンプーも使い勝手がいいですよ。日頃から防災目線でものを選ぶ習慣を身につけておくことが大切だと思います」

☑国崎さんおすすめグッズ

防災グッズ

1.【額装の絵のかわりに飾るウォールステッカー】ウォールステッカー(シートサイズ 縦90cm×横60cm・7枚入り)1600円(value DeCo park) 
2.【落ちても安心、やわらかい素材の壁付け照明】ワイヤーをペーパーテープで巻きつけた柔らかい素材。LEDイルミネーションガーランド アイビー9900円(オルネドフォイユ) 
3.【長期保存できるレトルトやクッキー】常温で1年保存。ホワイトポタージュ、タイグリーンカレー各1404円(オーブラボー)、最長8年保存。ハイエナジーキューブクッキー2268円(ドッツウィル/ともにエイタブリッシュ) 
4.【サッと拭いて繰り返し使える月経カップ】洗濯できない可能性も考え、吸水ショーツより月経カップを。ウェットティッシュで拭いて繰り返し使用。ただし1日1回きれいに洗浄を。Mサイズ・スミレ、Lサイズ・ライムL各3960円(メルーナ/メルーナジャパン) 
5.【お風呂に入れなくても使える、手袋タイプのドライシャンプー】手袋型で髪をかき分けやすく頭皮まできれいに。5年保存可能。水のいらない泡なしシャンプー ウェット手袋 2枚入り306円(四国紙販売)


危機管理教育研究所 代表
国崎信江さん

阪神淡路大震災をきっかけに、命を守るための防災対策を考え、正しい知識を広める活動をスタート。防災関連の著書多数。動画チャンネル『国崎信江のキキカンリTV』も注目。


撮影=柳原久子 スタイリング=今田 愛 取材・文=土谷沙織 ※雑誌GLOW2022年10月号より。情報は雑誌掲載時のものになります。紹介している商品は売り切れの場合もございます。

この記事を書いた人

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