扱いやすいサラサラ美髪に!
マスターしたい基本のブローテク
執筆者:GLOW編集部
生乾きは頭皮にも髪にも悪影響を与え、ニオイ&ベタつきの原因にも! 髪の内側までしっかり乾かすことでサラサラに。似合うヘアを作ってくれる、と評判の美容院Un ami表参道店のトップスタイリスト津村佳奈さんに乾かし方を教わります。
乾きにくい髪の内側から風をあて、
完全に乾かすことが大前提!
乾かす前にありがちなのが、髪が濡れている状態でのタオルの巻きっぱなし。“気づいたら30分経っていた…”なんてならないように、すぐにドライヤーで髪を乾かす習慣をつけましょう。
基本の乾かし方は、髪の内側・根元にドライヤーの熱を入れて乾かすこと。髪表面だけを乾かしている方が多いので、片方の手で髪を持ち上げるように十分に風を入れながら乾かします。
これを使用!
ブランド史上初となる美顔器機能を搭載したリフトケアもできるドライヤー。頭皮に音波振動を伝えるスカルプモードも。リフトドライヤー 5万5000円(ヤーマン)
1. 心地いい音波振動で、頭筋を温める
SCALPモードで頭皮に直接あて、生え際から頭頂部に向かって引き上げるように動かす。目安として3分弱、同じ動作をくり返す。
2. 最後に後頭部から首もとに向かって流す
SCALPモードの仕上げは、後頭部から首もとに向かってゆっくり流すように。硬くなりがちな頭皮をふっくらやわらかく整えて。
3. えり足の内側の毛をかき上げるように
ここからは髪全体に風をあてるSMOOTHモードに切り替え。いちばん乾きにくいえり足の内側にしっかり風を送る。
4. サイドの内側の髪は案外乾きづらい
サイドの内側の髪を乾かす。片方の手で耳周辺の髪をかき上げ、髪表面ではなく内側に風を送るようにブローする。
5. 毛量が多い頭頂部の髪は前に下ろす
頭頂部の髪を前側に下ろし、首を少し下にする。片方の手で髪を左右にゆらしながら内側に十分風を送り、しっかり乾かす。
6. 前髪は手でおさえ、風は上~下にあてる
前髪をとり、片方の手で下に下ろすように適度にテンションをかけながら真っ直ぐブロー。この時、風の向きが上から下になるように。
7. 髪表面に風をあてて最後は冷風に切り替え
最後に髪表面をまとめる。特に広がりやすい毛先は手ぐしで押さえながら上から下に向かって風をあてる。最後に冷風に切り替え髪全体にあてる。
撮影=松橋晶子 取材・文=夏目円 監修=津村佳奈<un-ami> ヘア=工藤由佳<un-ami> モデル=丸尾雅子 ※GLOW2022年7月号より。情報は雑誌掲載時のものになります。
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