【更年期に効くヨガ】腰痛、冷え性、尿漏れなどの悩みにアプローチ「更年期対策ヨガ」【読者チーム・かがやき隊に教わります】
執筆者:GLOW編集部
仕事で専門分野を極めているかがやき隊メンバーを講師に迎え、特別ワークショップを開催。今回はヨガ講師歴4年の中津彩子さんに「更年期対策ヨガ」について教えていただきました!
【先生はこの人!】
中津彩子さん
ヨガ講師歴4年。「一生ものになるエクササイズを伝える」がモットー。「40代女性のお悩みにアプローチするには、体のクセを取り除いてから運動したほうが効果的。ほぐしてから鍛える、という2ステップを意識して」
☑STEP1【がんばり筋をほぐす】
仙骨ほぐし①
寝転がり、ひざを立てて足は腰幅に。お尻の割れ目の上あたりが仙骨なので、そこをマッサージするように、呼吸しながら両ひざを上げて右回り、左回りと円を描く。
仙骨ほぐし②
足を戻し、ひざを立てたまま、足を腰幅より広めに広げる。上側のお尻を下に沈めるように、力を抜きながらひざを左右に倒す(左右均等に)。倒す高さを合わせ、体の歪みも取り除く。
背中ほぐし
足は両ひざを立てて腰幅に。手の親指を中に入れて拳を作り、腰の上、背骨の両脇に拳を当てる。腰を上げて、息を吐きながら腰を落とす。手の位置を上にずらして拳を押し当てる。
肩甲骨ほぐし・前後
目線は斜め上、首を伸ばし、安楽座のポーズに。手を肩の位置まで横に上げて90度に曲げ、そのまま目の前まで両手を近づけ、ゆっくり後ろへ。肩甲骨を動かすことを意識。
☑STEP2【おとろえ筋を強化】
骨盤底筋呼吸
鼻からゆっくり吐く息で、ショーツに当たっている部分を吸い上げるように下腹部(丹田)をへこませます。吸って緩め、吐いて引き上げる、を繰り返すと骨盤底筋に弾力がつきます。
スクワット
つま先は45度の角度で、足は肩幅の1.5倍に開く。息を吐きながら、上体はまっすぐなまま腰を落とす(ひざを足の人差し指か中指方向へ落とすイメージで)。息を吸いながら内ももの力を使って元へ戻す。
撮影=葛川栄蔵 取材・文=土谷沙織 ※GLOW2023年5月号より。情報は雑誌掲載時のものになります。
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