【祝・誕生日】観月ありさのステキな歳の重ね方「体型より健康が優先、体が動けば心も元気」【インタビューを再掲載!】
執筆者:GLOW編集部
12月5日、お誕生日を迎えた観月ありささん。月刊誌GLOWではモデルやインタビューなどで大活躍! 2023年はAging Gracefullyプロジェクトのアンバサダーに就任し、同世代の40代の女性を元気づける活動を行っています! 生誕記念として月刊誌GLOWの表紙インタビューを再掲載! 12月6日のFNS歌謡祭 第一夜も楽しみです。
やりたいことをするためにまずは健康でいることが大切
10代から仕事を始め、一昨年デビュー30周年を迎えた観月さん。仕事を始めた10代の頃は、仕事に対する自身のプロ意識と子どもでいることを求めるまわりとの温度差に違和感を覚えたこともあったそう。年齢と仕事が噛み合ってきたと感じた30代からは攻める時期と考え、積極的に挑戦を重ね、現在はGLOW世代に。「仕事に対する情熱や姿勢は変わっていないけれど、経験を重ねた分、少し肩の力が抜けて楽に向き合えるようになってきたかなと思います」
今の課題は、これから先もアクティブに挑戦できる健康と体力作り。「最近はピラティスに通うことと自宅にあるルームランナーで歩くことを習慣にしています。ルームランナーは1日3キロ程度を目安に週2〜3回くらいのペースで続けています。あとはどうしても体の可動域が狭まっていくので寝る前にはストレッチも。ストレッチは全身行いますが特に下半身を重点的にしています。日常でも足が上がらなくなって転びやすくなるので、ひざの裏や股関節を伸ばすことが大切。下半身を鍛えることでぽっこりお腹の原因の下腹部も鍛えられて一石二鳥です」
リフレッシュは友人や自分と話すこと
忙しい日常の中でのリフレッシュ方法は友人とのおしゃべりや独り言なのだそう。
「言葉にすることで自分の頭の中も整理されるので、家の中では独り言も多いし愛犬に向かって話していることも(笑)。同世代の友人とは体や心の不調なども隠さず話すことでお互い支え合っているような気がします。ネガティブな話題でも落としどころがおもしろければいい。自分の今の状況を悲観せず、客観的に俯瞰で見ておもしろく話すことで消化させることが、心にいい作用をもたらしているのではないかと思います。なんでも話題のネタになると思えたら、それだけでどんな問題も乗り越えられるんです」
これから先、自由に年を重ねていきたいと語る観月さん。「大人になると『こうでなくちゃいけない』っていう自分で決めたルールの中で生きてしまいがち。たとえば毎日のルーティンもそう。早起きをすると決めたら、起きる時間から逆算して前の日の寝る時間を決めたり、どんどん窮屈になっていってしまう気がするんです。もっと自由に毎日に変化をつけて生きていくおもしろさもあるし、それこそが人生の『余白』や『のびしろ』につながっていくのではないかと思います。すべてが決め事になると遊び心を挟み込む余裕がなくなるし無茶もできなくなってしまう。安全圏にいるのは安心だけどつまらないから、挑戦する体力は保ちつつ、自由気ままに年齢を重ねていくのが理想です」
自由に過ごせる時間が人生に彩りを加えてくれる
Aging Gracefullyアンバサダーとしては『健康で自由でいる』ことを提案していきたいと意気込みを語ってくれました。「私たちの世代になると、育児をされている方もいるし、キャリアを積み重ねている方もいて。どちらも素晴らしくてどちらも悩みを抱えていらっしゃると思うのですが、どんな道を歩んでいる人でも、自由に過ごせる時間があれば人生に彩りが加わるのではないかと思います。ここまで生きてきたのだから、あとは楽しんでいい。今までもたくましくがんばってきた世代だと思うので、ここからはご褒美タイムだと思って。大変なことが起こっても笑いのネタに変えていけるくらいの経験があるし、たとえ失敗しても『どうにかなる』と思える余裕があるはず。だからこそ今がいちばん挑戦しやすい環境とメンタルなのではないかと思います」
自由になるために一度人生を振り返る時間も大切。「人生を振り返ってみると、自分が様ざまな経験を経て成長していることに気がつくかもしれないし、自分で自分の可能性を狭めていることに気がつくきっかけになるかもしれません。私自身、アンバサダーを務めさせていただくことで、同世代の皆さんに元気を与えられるような存在になっていけたらいいなと思うし、同世代で共感し合えるような発信をしていけたらいいなと思っています」
PROFILE
みづきありさ:女優・歌手。1976年12月5日生まれ、東京都出身。A型。4歳から子役モデルとして活動。1991年女優デビュー。同年、初シングル『伝説の少女』を発売、日本レコード大賞新人賞を受賞。代表作は『ナースのお仕事』『鬼嫁日記』など。
撮影=YUJI TAKEUCHI〈 BALLPARK〉 スタイリング=井阪 恵〈dynamic〉ヘア&メイク=中野明海 取材・文=佐藤玲美 ※雑誌GLOW2023年6月号より。情報は雑誌掲載時のものになります。
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