【日本からオーストラリアへ】MUJIで皆何を買ってる? 無印良品で人気の調理道具をリサーチ【50歳からのメルボルン事情】
執筆者:夏目 円
人生100年時代を見据え、ちょうど折り返しとなった50歳をひと区切りに美容ライターの夏目円さんがメルボルンへ初海外移住。英語はそこそこ、でも溢れる好奇心を糧に、日々の暮らしを楽しくサバイブしている様子をお届けします。
移住してもうすぐ4カ月になりますが、まだ足りないものがありまして、ちょこちょこ生活用品を買い足しています。そんな時によく訪れるのが無印良品=MUJI。メルボルンでも大人気ショップのひとつで、日本人としてとても嬉しく思います。
日本との大きな違いは、味噌や出汁、お菓子などの食品類は一切売っておらず、ドリンクが少しある程度。私の大好きな“MUJI Café”がないのも残念なところですが、服、文房具、寝具などは充実しています。値段は日本で購入するよりもお高めですが、それは当然、こちらはでは輸入品ですからね。しかも“MADE IN JAPAN”はメルボルンでも健在ですから!
今回欲しかったアイテムがキッチン用品。バットと調理道具をかけるフック、それからふきんもなかったので買い来ました。そこで、私、「メルボルンではどんな調理道具が人気なんだろう?」とふと疑問に思い、調べてみることにしました。
【調査方法】
・カゴや手に取っているもの(購入予定とみなします)
・商品の前でじっと品定めしているもの
・商品が品薄状態のもの
・聞き取り調査
上記4つの方法に加えて、MUJIを愛する日本人代表としてぜひレコメンしたい製品をピックアップいたします。(1ドル=95.13円。7月27日現在)
●ウレタンフォーム 三層スポンジ 5.95ドル
売り場のラックを見ると残り3、4点、カゴに入れている率もかなり高かったのがこちらの三層スポンジ。それもそのはずで、スーパーで売っているスポンジがかなり早い段階でダメになるからだと思います。日本でも人気ですが、こんなに泡立ちがよくで水切れがいいのはなかなかないと思います。
●キッチンペーパー 3.95ドル
ティッシュペーパー、トイレットペーパーもそうですが、オーストラリアは紙類が高額! なのに、品質は比例しないという悲しい現実……。とくにキッチンペーパーは紙自体が薄いのですぐびちゃびちゃになってしまうのです。MUJIのキッチンペーパーは厚手、しかも水をしっかり吸収してくれます。ラックも2段と大きく場所をとっており、とても目立っています。
●ザル 29.95ドル
このコーナーで立ち止まっているお客さんが多数います。印象としてはサイズがいろいろあるところが人気みたいです。みなさん手にとってあれこれ考えている様子で、ザルとボウルをセットで購入している方がほとんど。
●バックル付き弁当箱 24.95ドル
こちら、ラックには残りひとつとなっていた人気商品。みなさん手にとって大きさや重さなどをこまごまチェックしていました。その隣にわっぱ弁当箱もありましたが、そちらは3つほどありました。いずれにしても弁当箱は人気ということです。ちなみに、タッパーも人気ですよ。
●エプロン 49.95ドル
このトルソーの前で立ち止まっている人もたくさんいました。素材をチェックしたり、他の色を眺めてみたり……。しばらく考えている同年代の女性の方がいたので、「このエプロン、着やすそうですよね」って話しかけたら、「デザインがすごくいいと思うの」って言っていました。
●水筒 19.95ドル
飲み物を持ち歩く文化が根付いているせいか、水筒も人気です。いくつか種類はありましたが、この小ぶりのスチール製は残り2つとなっていました。私もこちらに来てから、水やお茶を水筒に入れて持ち歩くようになりました。
私がMUJIに立ち寄ったのは平日の午後でしたが、学校帰りの学生などで賑わっていました。場所もメルボルンの中心地であるシティの「Emporium」という大きなモールの中にあるので、アクセスも抜群。なかなか楽しい時間だったので、掃除用具、化粧品、文房具などカテゴリー別に調査したいですね。
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この記事を書いた人
美容ライター。2023年4月よりメルボルンに移住、シティからトラムで20分、ビーチから徒歩10分という絶好のロケーションのアパートに娘と二人暮らし。50歳にして味わう初体験の数々に驚きと戸惑い、さらに興奮を隠せない日々が続くも、第二の人生をとことん楽しんでいる。母娘移住のきっかけ、日常のあれこれは毎週金曜日「note」にて更新中。
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