【仕事中でもリフレッシュ!】通勤や仕事の合間で、簡単に実践できるリフレッシュ術4選!
執筆者:土谷沙織
多忙なGLOW世代こそ、自分のための時間を過ごしてこまめにリフレッシュすることが大事。今回は昼のリフレッシュ! 通勤から仕事の休憩中でも簡単にできるリフレッシュ法とその効果を日本リカバリー協会の片野博士に教わりました!
【昼のリフ活】
昼の時間帯は、活動期。積極的に身体を動かし頭を使うことで、きちんとエネルギーを消費して、それなりに疲れることが大事です。夜にしっかりと眠るためにも、昼間はアクティブに!
「その時の気分に合った音楽を聴くなど、自分自身で主体的に好きなことを見つけ、それを楽しむことで休養の効果がアップ。体から出る声に耳を傾け、自分に今何が必要なのか(あるいは不要なのか)をしっかりと見極めるクセをつけましょう」(片野さん)
「コピー待ちの間にボーッとするのではなく、軽くストレッチをしてリフレッシュ。ちなみに立ち上がったついでにオフィスの環境をいつもと違う目線で見ると転換タイプ、まわりにいる同僚とコミュニケーションを取ると親交タイプの休養に」(片野さん)
「コーヒーが好きなら、豆を挽いて淹れるという手間のかかるプロセス自体を楽しめるので、よいリフレッシュになること必至。さらに、コーヒーについて学びを深める、自分でブレンドしてみる、周囲の人にふるまって知識や場を共有するのも◎」(片野さん)
「鼻腔から入って直接脳に伝わるアロマの刺激は、好きな香りであればリフレッシュに最適。誰かのおすすめや今流行りのものという理由ではなく、自分の好みの安らぐ香りを見つけるということが、主体的なリフ活のポイントでもあります」(片野さん)
【教えてくれたのは】
片野秀樹さん
日本リカバリー協会 代表理事。医学博士。東海大学医学部、日本体育大学、理化学研究所などで研究活動に取り組む。「休養」を学問として体系立てた著書『休養学基礎』(メディカ出版)がある。
イラスト=green K 取材・文=土谷沙織 ※2023年8月号より
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